World of Warplanes マップ攻略ブログ

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Tips:パイロットスキルついて

1 はじめに

本記事はマップ攻略ではありません。パイロットスキルの説明になります。スキルには、拡張パーツを装備して初めて効果があるものや、スキル単体で効果があるものなどに分かれます*1。本記事では、それらについて解説します。既にご存じの方は読む必要はありません。

 

 2 パイロットスキル

2-1 習熟度とスキル経験値について

パイロットスキルは、取得することで機体性能を上げたり、射撃の命中率を補ったりできるものです。基本的には各プレイヤーの好きなように取得すれば良いと思いますが、スキル単体で効果のあるもの、拡張パーツなどと組み合わせて効果のあるもの、特定の状況でのみ効果があるものがあります。
スキルはスキルポイントを溜めて習得します。スキルポイントは、熟練度が100%になったあとにスキル経験値を溜め、既定の量に達すると1ポイント得ることができます(図1)。

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図1 熟練度とスキル経験値
黄色で囲った部分が熟練度、青で囲った部分がスキル経験値を示す。

図1であれば、熟練度が90%です。このため、スキル経験値はロックされており、スキル経験値を取得できない状況です。この場合、数戦プレイして経験値を稼ぐか、400Gを支払いトレーニングすることで習熟度を100%にできます。

また、このパイロットはP-51Dに移す前から4つのスキルを習得していましたが、熟練度が足りないためにスキルの効果を100%発揮できない状況になっています。通常スキルは効果が25%低下し、特殊飛行技術は無効となります。これについても、習熟度を100%にすることで、通常通りの効果を発揮できるようになります。


習熟度が100%の場合は、図2のようになります。

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図2 習熟度100%の場合のスキル経験値

習熟度が100%の場合、自動的にスキル経験値のロックが解除されます。この後は、戦闘して既定の量の経験値を獲得するか、再生速度増のボタンを押してフリーEXPを使うことでスキル経験値(図中の必要EXP)を溜めます。

スキルポイントは最大で15ポイントまで取得できますが、スキルポイントを得る度に次のスキルポイントを得るために必要な経験値は増加します。スキル習得に何ポイントのスキルポイントが必要なのかは、各スキルアイコンの左下に表示されます。これが「1」であれば、スキルポイント1で習得可能、「3」であれば、スキルポイント3で習得可能となります。スキルポイントは8ポイントくらいまでは普通にプレイしていてもドンドン取得できますが、そのあとは結構時間が掛かる印象です。

 

スキル経験値は、基本的に戦闘を行って取得します。この戦闘で取得した経験値は、初期設定だと機体とパイロットに振り分けられます(機体ごとの設定)。機体開発が終われば(エリート化すれば)、ガレージの搭乗員タブから機体に経験値を振り分けないように設定可能です(図3)。ただし、次の機体開発に必要な経験値が溜まっていない場合でも設定できるため注意が必要です。

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図3 パイロットのみに経験値を振り分ける

 

2-2 スキルについて

スキルは発動条件から分けると、大きく3つのグループに分けることができます。

  • 習得するだけで常に効果を発揮するもの
  • 拡張パーツと組み合わせて効果を発揮するもの
  • ある状況でのみ効果を発揮するもの

スキルアイコンに少しの間マウスカーソルを乗せておくと、スキルの説明が表示されます(図4)。

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図4 スキルの説明

図4にゲーム画面から見ることが出来るスキルの説明を例示しました。図4左の射撃手Iは、取得するだけで常に効果を発揮するスキルです。図4中央の航空力学エキスパートは、機動性と速度を増加させる拡張パーツを装備した場合のみに効果を発揮します。図5に一例を示します。赤枠の拡張パーツの状況だと、速度と機動性に関わる拡張パーツを装備していません。このため、航空力学エキスパートを取得していてもその効果を得ることができません。ですが黄枠の拡張パーツの状況だと、軽量主翼フレーム(機動性上昇)、高速ガスタービン(ブースト時の加速と最高速度上昇)、軽量パワーユニット(機動性上昇)の3つを装備していますので、この3つの拡張パーツのプラス効果に対して、効果が40%上昇するという効果を得ることができます。

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図5 航空力学エキスパートと拡張パーツの関係

図4右の消防士は、ある状況でのみ効果を発揮するものになります。消防士の場合、火災が発生していて、急旋回や急上昇、急降下をしたときにのみ効果があるスキルです。実際、爆撃機攻撃機では発動させるのが困難だと思います。また、重戦闘機だと急上昇か急降下を行わないと発動しない印象です。

全てのスキルについての説明をここに載せはしませんが、取得前に効果を確認することは必要だと思います。ゲーム中以外でスキルの効果を確認したい方は、World of Warplanes Wikiを見ましょう。ただし、アドレナリンラッシュだけは注意が必要です(図6)。

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図6 アドレナリンラッシュ
ゲーム中から見れる説明が間違っている。

World of Warplanes wikiでも指摘されていますが、スキル効果の説明が間違っています。ゲーム中の説明だと「武器のオーバーヒートを25%軽減し、敵機を撃墜後の攻撃精度を10%上昇、効果は10秒間持続。」となっています。正しくは、「敵機を撃墜した際に武器のオーバーヒートを最大値の25%解消、敵機を撃墜後の攻撃精度10%上昇、効果は10秒間持続する。」となります。取得したからと言ってオーバーヒートまでの時間が25%長くなるわけでは無いため注意が必要です。下にアドレナリンラッシュ有り無しでの比較動画を貼っておきますので、実際にどう違うのかを確認したい方はご覧ください。

 

www.youtube.com

 

2-3 スキル構成の例

スキル構成自体は、プレイヤーの好きなように構成するのが一番だと思います。基本的には、実際に使ってみて使い難いところをスキルで補ったり、その機体の強いところをスキルで伸ばすという形になるかと思います。
いきなり言われても何が何だかわからんという方は、私が習得を優先するスキルを機種ごとに書き出しますので、参考にしてみるのも良いかと思います。書き出した順番は、習得順ではありません。

また、スキルはクレジットかゴールドを支払うことでリセットすることができます。リセットは、習得した全てのスキルをスキルポイントに返還します。元のスキル構成をスクリーンショットで記録しておくと、もしも元に戻したくなったときに便利です。

 

1) 戦闘機

消防士、射撃手I、航空力学エキスパート、射撃手II or 曲芸飛行エキスパート

大口径砲装備の場合や当てずらいと感じた場合は射撃手IIを優先、格闘機の場合は曲芸飛行エキスパートを優先することが多い。

 

2) 重戦闘機

消防士、射撃手I、航空力学エキスパート、射撃手II or エンジン専門家I

武装の当てやすさ次第で射撃手IIを優先するかエンジン専門家Iを優先するかを決めている。基本的に射撃手IIを優先して取ることが多い。

 

3) マルチロール機

消防士、射撃手I、航空力学エキスパート、破壊エキスパート or 射撃手II

対地能力が高い機体であれば破壊エキスパートを優先、対地能力が低い機体であれば射撃手IIを優先。

 

4) 攻撃機

メインパイロット

耐火、破壊エキスパート、防御エキスパート、鷹の目

銃手

耐久、防衛射撃、斉射射撃手、銃弾エキスパート、警戒

斉射射撃手は正直なところ要らないが、銃弾エキスパートの前提スキルであるため、習得。

 

5) 爆撃機

メインパイロット

耐火、破壊エキスパート、防御エキスパート、鷹の目

銃手

耐久、防衛射撃、斉射射撃手、銃弾エキスパート、警戒

斉射射撃手は正直なところ要らないが、銃弾エキスパートの前提スキルであるため、習得。

 

3 終わりに

スキルの習得の仕方に正解は無いと思います。いろいろ試してみて、自分に合うスキル構成にするのが大事です。また、スキルは最大で15ポイント分しか習得できません。意味のないスキルの習得、例えば戦闘機に破壊エキスパートを習得させるなどを行わないように注意しましょう。

 

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*1:専用スキルに関しては、ここでは説明しない。一般的なスキルについてのみ説明する。