World of Warplanes マップ攻略ブログ

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マップ攻略:周辺ミッション 氷の沈黙

1 はじめに

長らく更新をお休みしてしまい、すみませんでした。では、マップ攻略の第17回目、周辺ミッションの氷の沈黙です。
ティア2-6のマップです。ただし、ティア2がトップティアに来ることは無かったように思います(私の記憶が正しければ)。
ティア4-5以上は、マップの知識のほかにも機体性能の把握が重要になります。自分が使う機体とマッチングする機体の性能は、全て覚えましょう。また、このマップは対地兵装の威力を試すのにとても使いやすいマップだと思います。私も、トレーニングモードで対地兵装の威力を試すのに使っています。採掘施設は35ポイントと15ポイント以外の対地目標が全て揃っているうえに、高高度用対空砲しか配置されていません。対地目標は、見かけが異なっていても設定されている占領ポイントが同じであれば、耐久力は同じです。攻撃機爆撃機、マルチロール機を使用する前には、自分の使用する機体の対地攻撃能力を試してみましょう。

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図1 周辺ミッション 氷の沈黙

 

 2 マップの概要と攻略

2-1 攻略の概要

まずは攻略の考え方を確認しましょう。図2は拠点配置になります。

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図2 マップ概観

駐屯地が2個、滑走路が1個、採掘施設が2個、合計5個の拠点があるマップです。ここでは採掘施設を2個とも占領すると、かなり勝利が近くなります。採掘施設は120秒間の維持で152ポイントの資源を入手でき、2個とも占領、維持を行うことができた場合、120秒間で304ポイントの資源を入手できます。しかし駐屯地と滑走路は、3個を120秒間維持できたとしても216ポイントの資源しか得られません。120秒で88ポイントずつ離されることになります。このため、如何に採掘施設を抑えるか、自分が能動的に採掘施設での占領行動が出来ない機体ならば、如何に味方が占領を行いやすくするか、相手に占領行動を許さないかが重要になります。

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図3 重要拠点

図3に重要拠点を示しましたが、目指すべき占領状況はこれを含む1拠点となります。このマップでは、自分も含むプレイヤー機が能動的に採掘施設を占領出来るのか、出来ないのかは非常に重要です。能動的に占領出来ないようであれば、BOT対地機体が占領しやすくなるようにアシストするなどの行動が必要になります。このアシストとは、例えば戦闘機で対地目標に少しでもダメージを与えろと言っているのではありません*1滑走路の占領を維持して対地機体を相手側の採掘施設に送り込みやすくする、資源で少しでも離されないように駐屯地や滑走路を占領して採掘施設占領までの時間を稼ぐ、相手の採掘施設占領を妨害するなどになります。
以上のことを踏まえ、各機種が役割をきっちりこなすことが勝ちに繋がると思います。あくまでも私が考える範囲でですが、図4に各機種ごとの大雑把な戦略目標を示します。

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図4 各機種ごとの戦略目標

まずは戦闘機です。戦闘機は、黄色で示した拠点3つの維持に注力すると良いと思います。もちろん、余裕があれば採掘施設の占領妨害や防衛に回るのもアリです。TABキー、Altキーを活用して戦況を把握し、柔軟に動くことが求められます。一番やってはいけないことは、戦闘開始直後に自軍スポーン地点近くの採掘施設に行くことです。そこに戦闘機の仕事はありません。そこで時間を潰すなら、他にすることが山ほどあります。

次に攻撃機爆撃機これは採掘施設の占領が最優先目標になります。採掘施設は、相手チームの機体が居ない場合には対地攻撃でのみ占領可能となります。対地機体が採掘施設を疎かにし、滑走路や駐屯地に感けていると負けます。ただし、採掘施設の占領が最優先目標とは言え、滑走路を通って最短距離で採掘施設を往復するかどうかは状況次第です(図4攻撃機爆撃機の緑のライン)。滑走路を味方チームが占領している、かつ相手機の数が少ないならば通行可能です。ですが、滑走路を相手チームが占領していたり、味方チームが占領していても相手機の数が多いようであれば、通行中に捕捉されて撃墜されます*2。こういう場合には、相手初期スポーン地点側の駐屯地を経由して採掘施設に向かいましょう。相手に資源ボーナスが入ってしまうでしょうが、相手の滑走路占領行動に助力するよりはマシです*3

次にマルチロール機。マルチロール機は2通りの戦略があります*4。ひとつは味方スポーン地点に近い駐屯地を占領した後に相手側採掘施設の占領を妨害する戦略、もうひとつは味方スポーン地点に近い駐屯地を占領した後に滑走路に向かう戦略です。どちらも状況把握は必須ですが、まずは採掘施設の妨害から(図4マルチロール機の薄い青色のライン)。相手チームの攻撃機爆撃機BOTだった場合は、まず間違いなく攻撃機2機と爆撃機1機は相手側採掘施設にいます。こちらの戦略をとる場合、なるべく駐屯地の占領に対地兵装を使用しない前提で戦います。もちろん、Hurricane IIやXP-44のようにリロード時間が極端に短い機体は別です。90秒リロードの機体は微妙なところです。最初に対地攻撃してから空戦をするなら使っても良い場合もありますが、使わない方が安定すると思います。
採掘施設がまだ占領されていないようであれば、まずは壊れかけの地上目標で占領ポイントの高い地上目標から対地兵装で壊しましょう*5。そのあとは攻撃機を狙います。1機ずつ撃破していくよりも、2機ともミリ残りにして、一気に撃破した方が良いです。1機ずつ撃破していると、もう1機に地上目標を壊されて占領ポイントを巻き戻されます。
次に採掘施設が相手に占領された場合です。占領されてから到着までの時間にもよりますが、相手攻撃機は拠点ロック時間内に拠点範囲から出ていない場合が多いです。拠点ロック時間に相手攻撃機のHPを削っておき、ロックが解除されたら撃墜しましょう。それで採掘施設の占領ポイント60を獲得できます。あとは対地兵装のリロードが短い機体であればそのまま対地攻撃を続行する、対地兵装のリロードが長い機体であれば他の拠点を占領しに行くなどの行動をとることになります。相手に採掘施設を占領された段階で占領妨害の戦略は失敗です。採掘施設を占領するまで固執するのではなく、切り替えて他の拠点を占領しに行った方が良いです。
今度は占領妨害を行わない場合です。駐屯地を占領した後は、滑走路に向かうことになります。状況と照らし合わせて滑走路の占領が無理そうであれば、滑走路を素通りして相手スポーン地点に近い駐屯地を占領しに行くことも視野にいれましょう。空戦適正の高いマルチロール機だと、採掘施設の妨害よりもこちらの方が良いかもしれません*6。こちらの戦略をとる場合、初動で向かった駐屯地で対地兵装を使い切っても問題ありません。むしろ、如何に早く駐屯地を占領し、滑走路で戦っている味方の援護に行くかが重要になります。こちらの戦略をとる場合、メインは空戦です。後生大事に対地兵装を抱えておくよりも、さっさと使ってしまって駐屯地を占領しましょう*7
どちらの戦略をとっても、この後は戦況を把握して動くことになります。
最後に重戦闘機。このマップ、重戦闘機が一番自由度が高いと思います。マルチロール機と同様に、駐屯地 → 相手採掘妨害でも良いですし(その場合、狙うのは爆撃機から)、駐屯地 → 滑走路 → 駐屯地でも良いですし、相手チームの爆撃機1機が味方側の採掘施設に来ることもあるので、それを狙っても良いです。そして、30ポイント以上の地上目標を壊せるだけの爆弾かロケット弾を持っている機体であれば、味方側採掘施設に対地兵装投下、そのあとは相手側駐屯地なり滑走路なりに行けます。個人的にあまりお勧めしない戦略については破線で示してあります。
どの戦略を取るにしても、このマップの重戦闘機は戦況把握と予測が非常に重要になります。重要拠点を守るにも占領しやすい拠点を攻めるにも、速度と高度と火力の揃った重戦闘機がマップを動き回ることが重要です。ひとつの拠点に集中しすぎてしまうことは避けた方が良いと思います*8

攻略概要の最後に、滑走路の役割についてです。このマップの場合は、リスポーン地点となることのほかに、対地機体を相手側採掘施設に送り込みやすくする(採掘 → 採掘の通行をしやすくする)役割があります(図5)。

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図5 滑走路の役割

駐屯地へのアクセスも良くはなるのですが、それよりは採掘施設間の移動が楽になる効果が大きいと思います。逆に言えば、それだけの場所です。そして激戦区になりやすい場所でもあります。取って取られてで良いと考えるか、維持し続けなければならないと考えるかは戦略とマッチング次第だと思います。

 

攻略の概要をまとめると、脚注にも書きましたが、常に戦況把握と予測を強いられます。自分の機体でどのようなことが出来て、今(またはこれから)必要な行動は何なのかを考えてプレイするマップです。

 

2-2 進軍ルート解説

前項「攻略の概要」でほとんど書いてしまった気もしないでもないですが、一応今までの攻略記事のテンプレートに従って進軍ルートも書いておきます。ただし、前述しました通りに「戦況把握と予測」が重要なマップです。正直なところ、初動以外は状況次第であることも頭においてご覧ください。

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図6 初動
薄い青と赤の矢印は、戦闘機、重戦闘機、マルチロール機の侵攻ルートを示す。オレンジと濃い青の矢印は、対地機体の侵攻ルートを示す。

初動は、戦闘機、重戦闘機、マルチロール機は滑走路と駐屯地へ、対地機体は採掘施設へと向かうことになると思います。対地機体がBOT機の場合、攻撃機2機はまず間違いなくスポーン地点近くの採掘施設に行きます。また、爆撃機は2機とも近くの採掘施設に行くパターンもあれば、1機だけ相手側の採掘施設に来ることもあります。重戦闘機の場合、1機だけ来た相手爆撃機が採掘施設に入るのを待って落とすことで占領ポイントを得る手段もありますが、正直賭けの要素が大きいと思います*9。まずは初動で取れる拠点をキッチリ取って、相手に資源で離されないようにしましょう。
初動が終わったら、図7のような状況になっていると思います。

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図7 初動後の占領状況

駐屯地はまず間違いなく両チームとも占領すると思いますが、滑走路と採掘施設は決着がついていないかどちらかのチームのものになっています。この後の行動ですが、どこに向かうかを考える前に、まずはTABキーを押して戦況を確認することが大切です*10それ次第で、図8のどの矢印で進行するかが変わります。

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図8 初動後の侵攻ルート
薄い青と赤の矢印は、戦闘機、重戦闘機、マルチロール機の侵攻ルートを示す。オレンジと濃い青の矢印は、対地機体の侵攻ルートを示す。破線は可能であればという程度を示す。緑の矢印は、採掘施設の占領妨害に行く場合を示す。

滑走路は激戦区になる場合が多いです。初動で滑走路に向かった場合以外は、駐屯地を占領した段階で戦況確認を行いましょう(もちろん、対地機体は1秒でも早く採掘施設を占領することを優先する)。あまりにも滑走路に相手チーム機が多い場合には駐屯地 → 滑走路と向かっても間に合わない場合が多いです。その場合は駐屯地をスルーして相手側駐屯地を落とすのも手です。相手が占領している拠点を味方が占領し返すということは、相手が資源をためる速度を遅くする効果があります。激戦区に突っ込んで撃墜されましたよりも戦況に与える効果は大きいです。またマルチロール機であれば、相手採掘施設の占領妨害に向かうことも視野に入ります。これも状況を見てからの判断になります。
そして、初動で撃墜されてしまった場合。リスポーン待ちの間に戦況を把握するのはもちろんですが、マルチロール機または重戦闘機を使用していて味方側採掘施設が占領出来ていないようであれば、そこに向かうことも視野にいれて良いです。理由としては、対地機体が壊しきれなかった地上目標を対地兵装で壊すことが可能だからです。対地兵装を打ち切った後は、相手側駐屯地か滑走路に向かいましょう。ここでも、向かう前にTABキー、Altキーでの確認は必須です。相手機を示すのアイコンが映っていないという事は、「情報が無いという情報」を手に入れたという事です*11こういう情報も有効活用しましょう。

あとはこれの繰り返しです。自分の機体で取れる拠点、相手が取りに来る拠点、こういったものを戦況と照らし合わせて、何処に向かうかを決めましょう。一番ダメなのは、相手機が画面に映ったからそこに行くという決め方です。このゲームは最大描画距離が決まっています。それを超えた位置に居る機体は、敵味方を問わず表示されません。逆に無線範囲のような、交信可能圏のような考え方はありません。味方の誰かが見たものは、必ずマップに表示されます。

 

それでは、参考動画です。マルチロール機を使っていますが、採掘施設を中心に動いています。爆撃機攻撃機でなくとも、自分の使用機体の対地能力やマッチング次第では初手採掘施設もアリです。そして、自分の使用する機体にどの程度の対地能力があるか、対空戦闘能力があるかを知ることは大切です。ぜひトレーニングモードを活用しましょう。

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2-3 拠点の地上目標の配置

各拠点の地上目標の配置についてです。地上目標の種類ごとに色違いの枠で囲みました。攻略する際のご参考にどうぞ。
各拠点の画像は、図9の矢印を付けた方向から撮影しました。

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図9 撮影方向

 

・滑走路

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図10 滑走路の対地目標配置一覧

黄色が15ポイント、濃い青が15ポイント(低高度用対空砲)、薄い青が20ポイントです。合計で110ポイントです。

・採掘施設(北東)

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図11 採掘施設(北東)の地上目標配置一覧

濃い青が高高度用対空砲(20ポイント)、黄色が30ポイント、オレンジ色が50ポイント、赤色が80ポイント目標です。

 

・駐屯地(北西)

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図12 駐屯地(北西)の地上目標配置一覧

黄色がテント4個(15ポイント)、薄い青が低高度用対空砲(20ポイント)、濃い青が高高度用対空砲(20ポイント)、緑がテント8個(20ポイント)、赤色が30ポイント目標です。

 

・駐屯地(南東)

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図13 駐屯地(南東)の地上目標配置一覧

黄色がテント4個(15ポイント)、薄い青が低高度用対空砲(20ポイント)、濃い青が高高度用対空砲(20ポイント)、緑がテント8個(20ポイント)、赤色が30ポイント目標です。

 

・採掘施設(南西)

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図14 採掘施設(南西)の地上目標配置一覧

濃い青が高高度用対空砲(20ポイント)、黄色が30ポイント、オレンジ色が50ポイント、赤色が80ポイント目標です。

 

2-4 注意すべき機体

ティア5と6の注意すべき機体を書いておきます。プレイヤー操作であれば特に要注意です。ティア5と6は優秀な機体が多いため、覚える機体が多いです*12

ティア5

  1. SE 100 課金機体。火力に全振りした機体。特に後部機銃がヤバい。20ミリ1門だが、スキルや拡張パーツで強化すると射程1000mまで伸びる。かといって前方機銃も20ミリ4門なので火力が高い。機体性能はあまり高くないので、死角から仕掛けると良い。間違ってもHPが豊富に残っているコイツを後ろから追いかけてはいけない。
  2. Bf 109 E 高度、速度、火力ともに良好。瞬間火力は重戦闘機レベル。オーバーヒート自体は早い。高高度で戦うならば、全てのバランスが整っていて性能的な意味での死角が無い。また、スペシャリスト化するとエンジンに2個、機体に1個の強化パーツを装備可能。速度を上げながら旋回性能も上げるというビルドも可能。正直F型よりも使いやすい。
  3. Yak-7 射程900mの37ミリ砲が痛い。気づいてないところからやられる原因No.1。旋回性能も悪くない。ロケットは対地攻撃するには微妙な火力なので、空対空ロケットとして使用する人も居る。ただし、速度や最適高度はそれほど高くない。
  4. 日本機 低空旋回番長。間違っても真っ向勝負の低空旋回戦を仕掛けてはいけない。
  5. A6M3(exp.) 30ミリ2門装備のゼロ戦。通常ツリーのゼロ戦よりも0.1秒だけ旋回が遅いが、誤差。ティア5-6あたりの速度であれば、適当に撃っても30ミリがガシガシ当たるので注意。
  6. P-38F 速度、高度、火力とどれも良好。特に速度は上から数えた方が早いレベル。37ミリを当てれるかどうかが分かれ目。
  7. P-40 12.7ミリ6丁だが、継続火力が高い。Bf 109 Eよりも旋回性能が少し低く、高度性能も少し低い。ただし、重戦闘機で食いつかれた時の継続火力は厄介。こっちを頻繁に燃やしてくるので注意。
  8. XP-44 爆弾通り魔、または自衛機能付き低高度用高速爆撃機。ブースト時間も長く、ブーストさえ残っていれば無理矢理2000m付近も飛べてしまうし、600km/hを超える速度で移動する。スペシャリスト化して外部兵装の消耗品、スキルを取れば、50ポイントまでは爆弾1発で壊せる(ティアトップで当たった場合)。爆弾は2個装備しているが、40秒ちょっとでリロードする。中立の軍事基地、採掘施設ならコイツ一人で占領出来たりする。ただし、対空戦闘能力は低い。
  9. Hurricane II 20ミリ4門、リロードの早いロケット弾4発を装備してるヤバいやつ。XP-44とは異なり、対空戦闘能力も高い。ただしロールは遅いので、格闘戦出来る相手かどうかは選ばなきゃダメ。
  10. Spitfier I 中高度戦闘機。Bristol 146を順当に進化させた性能。ゼロ戦よりもこっちの方がしっくりくるという人も居る。
  11. Beaufighter 機体性能はそれほどでもないが、対地、対空ともに高火力。とくに旋回機銃は360度に撃てて攻撃力もある。
  12. Pe-2 BOT操作は脅威ではないが、爆弾4発搭載の爆撃機の扱い方がわかっているプレイヤーが使うと強い。ちなみに私は使ってないので、あくまでも相手にしたときの感想で書いている。
  13. IL-2 扱い方を知ってるプレイヤーが使うと強い。軍事基地、採掘施設、指令センター、駐屯地は、コイツに侵入されると1分持たずに占領される(占領妨害が無い場合)。後部機銃が無いのと遅いのがネック。

ティア6

  1. XP-54 イベント報酬機体。37ミリ2門に12.7ミリ2丁の装備だが、かなり良く当たる。そのうえ、曲がらないマルチロールより曲がる、加速がティア7レベル、最適速度が700km/hを超える、高度も上から数えた方が早いと、なんでティア7じゃないの?と不思議に思う機体。基本的にマラソンミッションをクリアした人が乗ってるので、中身も強いことが多い。最近のアップデートで、ティア7戦に放り込まれる確率が上がった機体。
  2. F4U-1 20ミリ4門にロケット8発。速い、火力ある、当てやすいと結構良い機体。ついでにエンジンパワーも高いので、最適高度をオーバーしても直線飛行だけなら可能。降下して速度を乗せるためにも、無理矢理高度を取ってしまうのも手。
  3. Yak-9 Yak-7のティア6バージョン。見かけたら落としておくのが良い。
  4. Me 410 火力、速度、高度、どれをとっても非常に高い強力な機体。ティア6の重戦闘機はこれで良いんじゃないか?って機体だったのだが、その座をXP-54に奪われた。ただし、30ミリ2門、20ミリ2門、7.92ミリ2丁の火力は高い。ロケット弾を4発積んでいる分、XP-54よりは対応力があるとみることも出来る。
  5. Do 217 M 機体を使い捨てることになるが、低空爆撃すると強い。爆弾8発装備なので、空港と滑走路以外は1機で占領可能。
  6. Fw 190 A-5 マルチロール機と言い張っている重戦闘機。扱いも重戦闘機と同様で良い。対地兵装も40ポイントは取得できるだけ積んでいるため、対地攻撃も絡めて戦うと良い。速度保持は悪い。そして縦旋回が非常に遅い。
  7. Spit.V DB605 課金機体。ドイツに鹵獲されたSpitfier Vという設定。Spitfierの機体性能そのままに2000mまで上がれるようになった。ただし、エンジンがよく壊れる。1試合で2回、3回壊れることもある。
  8. Tornado 特別パイロットを乗せてると強い。ロケット弾は6発という微妙な数。全体的にHurricane IIの正当進化。
  9. Ki-102 57ミリ1門、20ミリ2門、爆弾2発。57ミリは高い確率でどこかしら壊してくるので注意。機動性はティア6重戦闘機で最高である(XP-54と同じ)。ちなみに、私は使ってないので相手にしたときの印象。
  10. A6M5 ティア6のゼロ戦。特別パイロットを乗せるとかなり強い。旋回性能をさらに上げるか、通常パイロットと同じ旋回性能で速度を上げている場合が多い。そもそも特別パイロット自体がマラソンミッションの報酬なので、クリアして取得した人が使っているというのもある。
  11. Ki-61 中高度機。1500mまでが最適高度。日本機だから高度上げれないだろうと思ってると痛い目にあう。機首装備なのもあるのか、20ミリの命中率が良い。ただし、特別パイロットを乗せたA6M5に食われた感はある。
  12. IL-2(t) IL-2に後部機銃が付いたバージョン。
  13. Pe-2 M-82 Pe-2の進化型。ソ連爆撃機は使用してないので、あくまでも相手にしたときの感想。
  14. La-5 中高度機。Spitfierよりも若干旋回性能は低いが、ロールが早い。武装も20ミリ3門ではあるが、十二分な火力がある。ここからのLa系の機体の特徴だが、最高最適高度を超えても性能の低下が緩やか。使ってみると意外と使いやすい。コイツにも特別パイロットがいる。

 

3 終わりに

今回はマップ「周辺ミッション 氷の沈黙」について考えてみました。状況判断が必須のマップです。こういった低ティア、中ティアのうちに、状況を読む訓練をすると良いと思います*13。兎にも角にも、試合が始まる前にはTABキー(相手プレイヤー機とマッチングを見る)、試合が始まったらTABキーとAltキー(味方はどの機種がどの拠点へ移動しているのかを見る)、拠点を落としたらTABキーとAltキー(全体の状況、相手と味方のどの機種がどの拠点に居るのかを見る)。この繰り返しを癖にしましょう。

 

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*1:戦闘機や重戦闘機の前方兵装で対地目標に攻撃しても、現実的な時間で壊せるほどのダメージを与えられない。ミリ残りの対地目標があるならやった方が良い場合もある。

*2:拠点範囲を出てからの撃墜であればまだマシで、拠点範囲内で撃墜されたら最悪である。滑走路は中立なら占領ポイント90、どちらかのチームが占領しているなら占領ポイント120で占領可能な拠点である。拠点範囲内で自分が落とされるという事は、相手に滑走路の占領に必要なポイントの半分以上を渡すことだと考えるべきである。

*3:爆撃機の場合には、重戦闘機も失速するような超高高度を飛んで滑走路を横断する手もある。こちらの速度もかなり落ちるので、採掘施設到着は遅くはなるのだが。駐屯地を経由した方が良いか、速度が遅くても超高高度で移動した方が良いかは、自分のHPや戦況次第だろうか。

*4:味方スポーン地点近くの採掘に行く戦略もあるが、適性のある機体が限られるため省略する。

*5:地上目標を壊すことで、相手対地機体の仕事を奪える。

*6:例えば、アメリカ海軍マルチルートの機体とかマルチルートのYakなど

*7:もちろん、絶対に使わなければならないという事ではない。早く駐屯地を占領できるのならば、空戦だけでも構わない。

*8:このマップの場合、ティア6以降がトップティアでマッチするマップのように、常に戦況把握と予測を強いられる。採掘施設という重要拠点がマップの端と端にあり、それを占領できるのは耐久性の高い対地機体であるためである。特に爆撃機を止められるのは重戦闘機だけであるといっても過言ではない。もちろん高高度戦闘機などでも可能ではあるが、銃座の反撃がかなり痛いうえに機体の耐久力や継続火力の面でも重戦闘機にはかなわないためである。

*9:このマップにマッチングする機体は速度が遅い。相手爆撃機が採掘施設に来るのを待つよりも、他の拠点の占領行動を行った方が建設的であると思う。

*10:TABキー、Altキーを使って相手プレイヤー機がどこにいるのかを把握するのは大事。そして、こればかりは経験が必要。漫然とTABキーとAltキーを使ってマップを開いて見ていてもわかるようになることは無い。常にどのアイコンが相手プレイヤー機なのかを考えながら見る必要がある。最初は予測を外すだろうが、それで良い。何百回もやっているうちに、だんだん正確に予測できるようになってくる。

*11:情報が無い場所は、往々にして相手機が複数いると考えてよい。これは、味方が攻めていないか、攻めても生き残れないからである。情報が無い拠点が複数あるようであれば、自分であればどの拠点を守りたいかを考える。自分がやりたいことは相手もやりたいということである。根拠になっていない根拠を基に動くことになるが、完全にあてずっぽうで動くよりはマシである。

*12:最低限、ここに挙げた機体は覚えた方が良い。一番良いのは、全部覚えること。

*13:私はブログ、youtube liveを問わず、TABキーとAlrキーを使えと言っていると思う。だが、漫然とTABキーを開いているだけでは無意味。相手プレイヤー機はどのアイコンなのか、落とされそうな拠点は何処か、拠点を落とした後の相手機はどの拠点へ向かうのか、相手プレイヤーはどう動くのかなどを予想して「マップを読む」訓練が必要。最初は予想が外れるのは当たり前である。理由を付けて相手の動き(試合展開)を予想し、間違っていたならば自分の予想とどのように異なったのかを確認し、なぜそうなったのかを考え直すことが大事。そういった経験を積み重ねることで、だんだん相手の動きを予想できるようになっていく。