World of Warplanes マップ攻略ブログ

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マップ攻略:多島海 復讐

1 はじめに

マップ攻略の第19回目、多島海の復讐です。
ティア2-6のマップであり、ティア2がトップで当たることは無かったと思います(私の記憶が正しければ)。
ティア4-5以上は、マップの知識のほかにも機体性能の把握が重要になります。自分が使う機体とマッチングする機体の性能は、全て覚えましょう。

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図1 多島海 復讐

 

 2 マップの概要と攻略

2-1 攻略の概要

まずは攻略の考え方を確認しましょう。図2は拠点配置になります。

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図2 マップ概要

指令センターが2個、駐屯地が1個、合計3個の拠点があるマップです。図3に示す通り、ここの重要な拠点は指令センター2個になります。最初から指令センターを2個とも占領し、それを試合終了まで維持できればそれでよいのですが、なかなか難しいものがあります*1指令センター2個を占領するためには、どのような順番で拠点を占領すると良いのかを考えるマップかと思います。

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図3 重要拠点

指令センターは5機編成の爆撃小隊を相手に占領された拠点へ向けて飛ばしてくれます。この爆撃小隊は、5機とも全て拠点に到達し爆弾を全て投下した場合、その拠点の地上目標を全て破壊します。つまり、拠点に爆撃小隊が5機到着した場合、滑走路以外の拠点は占領されます*2滑走路以外でも、例えば拠点占領に必要な占領ポイントが残り80ポイントであり、30ポイント分しか地上目標が残っていない拠点に到着したなどの場合には占領されません*3。ただ、例で挙げたのは結構なレアケースです。基本的に5機全部を通してしまったら、その拠点は占領されると考えておきましょう。

 

爆撃小隊が向かう拠点ですが、これをプレイヤーが選ぶことはできません。ですが、拠点の占領順番を考えることによって、爆撃小隊が向かう拠点をある程度コントロールすることが可能です。このマップで言えば、図4のようになります。

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図4 爆撃小隊のコントロール

黄色の数字が行動順になります。一例として、東側スタートの青チーム視点で考えてみます。まず1番の駐屯地を占領します。次に、2番の指令センターを相手が占領します*4。そうすると、2番の指令センターを占領した時点でこちらが持っている拠点は駐屯地だけのため、3番の通りに相手の爆撃小隊が飛びます。その後に4番の指令センターを味方が占領することで、味方の爆撃小隊が2番の指令センターに飛ぶようになります。爆撃小隊を無視した場合、味方チームが失うのは駐屯地、相手チームが失うのは指令センターとなります。駐屯地に向かう爆撃小隊は無視しても良いにしても*5、指令センターに向かう爆撃小隊は無視できません。こうなった時点で、相手チームの重戦闘機は爆撃小隊の迎撃に行かざるを得ないです。つまり、相手の攻め手を減らす、味方爆撃機の安全を確保できるという二つの効果があります。

この考え方は、全てのマップに共通して使用することができます。実際にここまで絵に描いたように綺麗に進むかどうかはマッチング次第です。ですが、指令センターが配置されているマップであれば、実戦で狙っていくことが可能な戦略でもあります。

このマップではありませんが、私が youtube live にて放送中に爆撃小隊のコントロールを狙った試合がありますので、一例としてご覧ください。

 

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相手プレイヤーが爆撃機を使用、私が重戦闘機を使用、プレイヤー1vs1、相手が予想通りに初動で採掘施設を占領してくれたという条件が重なった結果ではありますが、重戦闘機で落とすことが難しい採掘施設を気にしなくても良くなりました。逆に相手の爆撃小隊に向かって欲しくない拠点の囮にするために、自分の使用機種ですぐに占領できる拠点を優先して占領することで爆撃小隊をコントロールすることも可能です。先に示した図4は、後者の考え方です。

 

次に、お互いに初動で指令センターを占領した場合です。この場合は、図5のようにお互いの指令センターに向けて爆撃小隊が向かいます。

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図5 指令センターの交換

では、どのタイミングで迎撃するかという事になります。これは図5の紫で示した辺りがデッドラインだと思って良いです。重戦闘機であれば紫で示した辺りから迎撃を始めた場合、少なくとも3機は撃墜可能です。これよりも早くから迎撃することも可能ですが、あまりに早いとリスポーンしてきた相手チーム機に絡まれて迎撃不可能になる可能性があります。また、なるべくギリギリまで拠点を攻める動きをしたいと考えると、このあたりになるかなと思います。あとは、指令センターに居る相手機体、相手に占領されるまでの残りの占領ポイントを勘定して、何処まで爆撃小隊を迎撃するかを決めましょう。極論になりますが、要は爆撃小隊でも相手チーム機でも、迎撃するというのは味方が占領した指令センターを相手に占領されないための防衛行動です。一番の目的は爆撃小隊を全機撃墜することでは無く、相手チームに防衛している拠点を占領されないことになります。このため、ある程度で爆撃小隊の迎撃をやめ、拠点範囲内に居る相手を撃墜して占領ポイントを回復させるなどの判断も重要になります。また、地上目標から得られる占領ポイント数が少ない状況であれば、爆撃小隊を通してしまうよりも拠点内にいる相手の迎撃の方が防衛行動として有効であると判断される場合もあります。

そしてもうひとつ重要なのが、明らかに守り切れない状況の場合。これは防衛をあきらめて他の拠点を取りに行った方が良いです。例えば、占領ポイントは残り半分くらい、爆撃小隊は拠点のすぐそばで1機撃墜できれば良い方とか、爆撃小隊を全機撃墜できたとしても、相手チーム機が多すぎるため防衛しきれない、こんな場合です。

 

次に、爆撃小隊の交換が不利になってしまった場合です。これは図6の状況です。

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図6 爆撃小隊の交換が不利な場合

こちらも青チーム視点で考えてみます。こちらの場合、最悪でも3拠点占領状態にされないためであり、爆撃小隊の交換だけでも有利にしやすくするために、積極的に駐屯地を攻め落としてしまうのも手です(図6の緑矢印)。相手の爆撃小隊の迎撃と味方指令センターの防衛は必須になります。味方爆撃小隊が駐屯地に到着する前に駐屯地を占領すると、味方爆撃小隊の攻撃行動はキャンセルされます(図6の薄い青色矢印がキャンセルされる)。味方の指令センターが相手に落とされていないことが前提となりますが、そうなると、次の爆撃小隊は相手指令センターに向かって飛んでくれます(黄色の破線矢印)。

もちろん、相手指令センターをさっさと落としてしまうのも良いのですが、それは機体との相談になります。というのもこのマップ、指令センターが配置されている地形が厄介です。模式図を図7に示しますのでご覧ください。

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図7 指令センターの地形

地上目標の詳しい配置は2-3にて示しますが、50ポイント目標がかなり高所にあり、そのほかの地上目標のほとんどが海上と低所にあるという配置になっています。この高所というのは、攻撃機で登るのはかなり時間がかかるレベルの高所です。このため、中立拠点の場合は低所にある地上目標をザクザク壊していって地上目標のみで占領ということも可能ですが、相手拠点の場合には防衛機のほかに相手チーム機が防衛に回っています。高所の地上目標は爆撃機かマルチロール機に任せてしまうのが良いと思いますが、50ポイント目標を壊すルートを採ろうとすると、30ポイント目標2個に爆弾を落とすのがきつくなります*6。このため、駐屯地や空港のように単機で突っ込んでもやり方次第で占領可能とはいきません*7。対地、対空の両方で共同して戦う必要性があります。

拠点配置もティアも違いますが、実際の試合で相手拠点の指令センターを占領している状況をご覧ください(指令センターの地上目標配置は同じ)。占領行動の最中に占領ポイントが巻き戻ったり、防衛機や対空機銃の攻撃で自機のHPがガリガリ削れる様子、低所にある地上目標のほとんどを破壊しつくして防衛機を落として、それでギリギリ占領が可能であるということなどが見られると思います。こちらも youtube live からの録画になりますので、少々画質が悪いのはご了承ください。

 

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2-2 進軍ルート解説

以降の解説は、戦闘機2機、マルチロール機4機、重戦闘機2機、攻撃機2機、爆撃機2機という、最もスタンダードであろう編成の場合です。プレイヤー機が多い場合には、これからズレる可能性があることを念頭に置いてご覧ください。

 

それでは、進軍ルートです。初動ですが、BOT機は図8のようなパターンで動く場合が多いようです。

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図8 初動

赤色と薄い青色の矢印は対空機体の動きを、オレンジ色と濃い青色の矢印は対地機体の動きを示しています。BOT機は、プレイヤー機が指示しなかった場合、以下のように動くようです。

・対地機体

南北どちらかの指令センターに2機ずつ割り振られることが多いようです*8

・重戦闘機

南北どちらかの指令センターに2機纏まって飛ぶか、南北に1機ずつ飛ぶようです。トレーニングモードにてティア5で数回確認しましたが、駐屯地に飛ぶケースは確認できませんでした。ただし、実戦では駐屯地で重戦闘機を見かけたこともありますので、プレイヤーが指示したか、たまに駐屯地に飛ぶ場合もあるという認識で良いと思います。

・戦闘機

駐屯地に向かいます。トレーニングモードにてティア5で数回確認しましたが、駐屯地以外に飛ぶケースは確認されませんでした。ただし、重戦闘機と同様にプレイヤーからの指示があった場合は別です。

・マルチロール機

このマップの初動で一番の問題児がマルチロール機です。基本的に駐屯地に向かいます。図6の薄い青色と赤色の破線を見ていただきたいのですが、開始直後は指令センターに向かって飛んでいくのですが、途中で進路変更して駐屯地へ向かうという事例が多発しました。このような進路を取られると、最悪の場合は指令センターに向かった対地機体が無防備な状態になってしまいます。あくまでもトレーニングモードにてティア5で確認した場合ですが、東スタートの青チームの場合は南の指令センターに向かったマルチロール機が、西スタートの赤チームの場合は北の指令センターに向かったマルチロール機がこの動きをすることが多い印象です。BOT機とは言え、実際の試合でこの動きをされたらたまったものではありません。指令センターに対して攻撃指示(F2キー)や、指令センターに向かっている攻撃機などに対して援護指示(F4キー)を出しておく、細目にマップ確認をして変な動きをするマルチロール機が居ないかを確認するなどをしておくのが安心かと思います。もっとも、実際の試合では指令センターで相手マルチロール機を見かけることの方が多い印象がありますので、レーニングモード特有の現象の可能性もあります。

初動が終わった段階で、図9の状態になっていることが多いと思います。

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図9 初動後の占領状況

図9左が駐屯地をどちらかのチームが占領、指令センターは双方のチームが1個ずつ占領した状況です。図9右は駐屯地はどちらかのチームが占領、指令センターを双方のチームが占領したか係争中と見てください。

図9右の場合は、前項「攻略の概要」にて説明した状態に出来るかと思います。駐屯地を占領したチームは指令センターの占領を相手よりも少し遅らせることで、爆撃小隊の交換で有利になります。ただし、それを狙いすぎて開始早々に3拠点占領されましたとなるのは辛いです。この点には注意を払いましょう。

問題は図9左の状態のうち、駐屯地の決着がつく前にお互いの爆撃小隊がお互いの指令センターに向かった場合です。ある意味イーブンともいえる状態なのですが、この状態になると高高度を飛べる空戦機体の動きが重要になります。爆撃小隊は5機ともそろった状態だと、防御銃座からの反撃がかなり痛いです。このため、重戦闘機が迎撃に向かうことが一般的かと思います。低空機でも爆撃小隊の高度まで登れることは登れますが、かなり辛いです。そして、重戦闘機が爆撃小隊に掛かり切りになってしまうと、相手チームの爆撃機がフリーになってしまいます。重戦闘機以外の高高度を飛べる機体がどのように動くのかが重要です。例えば、相手の重戦闘機に味方爆撃小隊が迎撃されないように護衛するのか、相手チームの爆撃機の迎撃に動くのか、味方対地機体の支援のため相手指令センターに攻め入るのかなどです。この状態になってしまうと、駐屯地も指令センターも、占領状態がコロコロ変わる状態になるかと思います*9

少々話がくどくなってしまった感はありますが、初動の後をまとめると、対地機体は相手指令センターの占領に全力を出し(図10)、対空機体は駐屯地の占領、または対地機体の援護を行うという事になります(図11)。駐屯地の占領と対地機体を援護して指令センターの占領、どちらを目指すかはマップを良く見て状況を判断することとなります。基本的に、BOT操作の対地機体は指令センターの占領に動くことが多く(特に爆撃機)、戦闘機は近い拠点の防衛に入ることが多い印象があります。

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図10 初動後の対地機体の動き
駐屯地を迂回するように矢印を書いていますが、駐屯地にこだわり過ぎるなという意味で見てください。前方機銃でサックリ破壊できる目標は破壊しながら指令センターに向かって問題ありません。相手チーム機や防衛機からあまりヘイトを貰わないような状況であれば、駐屯地を突っ切った方が早いですから。もちろん、対地攻撃することで駐屯地を手早く占領できる状況でしたら、占領した方が良い場合が多いと思います。

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図11 初動後の対空機体の動き

 

それでは参考動画です。本記事で説明したとおりの状況になっているかと思います。

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2-3 拠点の地上目標の配置

各拠点の地上目標の配置についてです。地上目標の種類ごとに色違いの枠で囲みました。攻略する際のご参考にどうぞ。
各拠点の画像は、図12の矢印を付けた方向から撮影しました。

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図12 撮影方向

 

・駐屯地

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図13 駐屯地の地上目標配置一覧

薄い青が15ポイント(テント4個)、黄色が20ポイント(低高度用対空砲)、濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が30ポイントです。

・指令センター(北)

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図14 指令センターの地上目標配置一覧

黄色が15ポイント(低高度用対空砲)、薄い青が15ポイント(高高度用対空砲)、紫が20ポイント(低高度用対空砲)、濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(建物6つ)、オレンジ色が30ポイント、赤色が50ポイントです。

 

・指令センター(南)

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図14 指令センター(南)の地上目標配置一覧

黄色が15ポイント(低高度用対空砲)、薄い青が15ポイント(高高度用対空砲)、紫が20ポイント(低高度用対空砲)、濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(建物6つ)、オレンジ色が30ポイント、赤色が50ポイントです。

 

2-4 注意すべき機体

ティア5-6の注意すべき機体を書いておきます。プレイヤー操作であれば特に要注意です*10

ティア5

  1. SE 100 課金機体。火力に全振りした機体。特に後部機銃がヤバい。20ミリ1門だが、スキルや拡張パーツで強化すると射程1000mまで伸びる。かといって前方機銃も20ミリ4門なので火力が高い。機体性能はあまり高くないので、死角から仕掛けると良い。間違ってもHPが豊富に残っているコイツを後ろから追いかけてはいけない。
  2. Bf 109 E 高度、速度、火力ともに良好。瞬間火力は重戦闘機レベル。オーバーヒート自体は早い。高高度で戦うならば、全てのバランスが整っていて性能的な意味での死角が無い。また、スペシャリスト化するとエンジンに2個、機体に1個の強化パーツを装備可能。速度を上げながら旋回性能も上げるというビルドも可能。正直F型よりも使いやすい。
  3. Yak-7 射程900mの37ミリ砲が痛い。気づいてないところからやられる原因No.1。旋回性能も悪くない。ロケットは対地攻撃するには微妙な火力なので、空対空ロケットとして使用する人も居る。ただし、速度や最適高度はそれほど高くない。
  4. 日本機 低空旋回番長。間違っても真っ向勝負の低空旋回戦を仕掛けてはいけない。
  5. A6M3(exp.) 30ミリ2門装備のゼロ戦。通常ツリーのゼロ戦よりも0.1秒だけ旋回が遅いが、誤差。ティア5-6あたりの速度であれば、適当に撃っても30ミリがガシガシ当たるので注意。
  6. P-38F 速度、高度、火力とどれも良好。特に速度は上から数えた方が早いレベル。37ミリを当てれるかどうかが分かれ目。
  7. P-40 12.7ミリ6丁だが、継続火力が高い。Bf 109 Eよりも旋回性能が少し低く、高度性能も少し低い。ただし、重戦闘機で食いつかれた時の継続火力は厄介。こっちを頻繁に燃やしてくるので注意。
  8. XP-44 爆弾通り魔、または自衛機能付き低高度用高速爆撃機。ブースト時間も長く、ブーストさえ残っていれば無理矢理2000m付近も飛べてしまうし、600km/hを超える速度で移動する。スペシャリスト化して外部兵装の消耗品、スキルを取れば、50ポイントまでは爆弾1発で壊せる(ティアトップで当たった場合)。爆弾は2個装備しているが、40秒ちょっとでリロードする。中立の軍事基地、採掘施設ならコイツ一人で占領出来たりする。ただし、対空戦闘能力は低い。
  9. Hurricane II 20ミリ4門、リロードの早いロケット弾4発を装備してるヤバいやつ。XP-44とは異なり、対空戦闘能力も高い。ただしロールは遅いので、格闘戦出来る相手かどうかは選ばなきゃダメ。
  10. Spitfier I 中高度戦闘機。Bristol 146を順当に進化させた性能。ゼロ戦よりもこっちの方がしっくりくるという人も居る。
  11. Beaufighter 機体性能はそれほどでもないが、対地、対空ともに高火力。とくに旋回機銃は360度に撃てて攻撃力もある。
  12. Pe-2 BOT操作は脅威ではないが、爆弾4発搭載の爆撃機の扱い方がわかっているプレイヤーが使うと強い。ちなみに私は使ってないので、あくまでも相手にしたときの感想で書いている。
  13. IL-2 扱い方を知ってるプレイヤーが使うと強い。軍事基地、採掘施設、指令センター、駐屯地は、コイツに侵入されると1分持たずに占領される(占領妨害が無い場合)。後部機銃が無いのと遅いのがネック。

ティア6

  1. XP-54 イベント報酬機体。37ミリ2門に12.7ミリ2丁の装備だが、かなり良く当たる。そのうえ、曲がらないマルチロールより曲がる、加速がティア7レベル、最適速度が700km/hを超える、高度も上から数えた方が早いと、なんでティア7じゃないの?と不思議に思う機体。基本的にマラソンミッションをクリアした人が乗ってるので、中身も強いことが多い。最近のアップデートで、ティア7戦に放り込まれる確率が上がった機体。
  2. F4U-1 20ミリ4門にロケット8発。速い、火力ある、当てやすいと結構良い機体。ついでにエンジンパワーも高いので、最適高度をオーバーしても直線飛行だけなら可能。降下して速度を乗せるためにも、無理矢理高度を取ってしまうのも手。
  3. Yak-9 Yak-7のティア6バージョン。見かけたら落としておくのが良い。
  4. Me 410 火力、速度、高度、どれをとっても非常に高い強力な機体。ティア6の重戦闘機はこれで良いんじゃないか?って機体だったのだが、その座をXP-54に奪われた。ただし、30ミリ2門、20ミリ2門、7.92ミリ2丁の火力は高い。ロケット弾を4発積んでいる分、XP-54よりは対応力があるとみることも出来る。
  5. Do 217 M 機体を使い捨てることになるが、低空爆撃すると強い。爆弾8発装備なので、空港と滑走路以外は1機で占領可能。
  6. Fw 190 A-5 マルチロール機と言い張っている重戦闘機。扱いも重戦闘機と同様で良い。対地兵装も40ポイントは取得できるだけ積んでいるため、対地攻撃も絡めて戦うと良い。速度保持は悪い。そして縦旋回が非常に遅い。
  7. Spit.V DB605 課金機体。ドイツに鹵獲されたSpitfier Vという設定。Spitfierの機体性能そのままに2000mまで上がれるようになった。ただし、エンジンがよく壊れる。1試合で2回、3回壊れることもある。
  8. Tornado 特別パイロットを乗せてると強い。ロケット弾は6発という微妙な数。全体的にHurricane IIの正当進化。
  9. Ki-102 57ミリ1門、20ミリ2門、爆弾2発。57ミリは高い確率でどこかしら壊してくるので注意。機動性はティア6重戦闘機で最高である(XP-54と同じ)。ちなみに、私は使ってないので相手にしたときの印象。
  10. A6M5 ティア6のゼロ戦。特別パイロットを乗せるとかなり強い。旋回性能をさらに上げるか、通常パイロットと同じ旋回性能で速度を上げている場合が多い。そもそも特別パイロット自体がマラソンミッションの報酬なので、クリアして取得した人が使っているというのもある。
  11. Ki-61 中高度機。1500mまでが最適高度。日本機だから高度上げれないだろうと思ってると痛い目にあう。機首装備なのもあるのか、20ミリの命中率が良い。ただし、特別パイロットを乗せたA6M5に食われた感はある。
  12. IL-2(t) IL-2に後部機銃が付いたバージョン。
  13. Pe-2 M-82 Pe-2の進化型。ソ連爆撃機は使用してないので、あくまでも相手にしたときの感想。
  14. La-5 中高度機。Spitfierよりも若干旋回性能は低いが、ロールが早い。武装も20ミリ3門ではあるが、十二分な火力がある。ここからのLa系の機体の特徴だが、最高最適高度を超えても性能の低下が緩やか。使ってみると意外と使いやすい。コイツにも特別パイロットがいる。

 

3 終わりに

今回はマップ「多島海 復讐」について考えてみました。拠点としては指令センターが重要になります。そして、その重要拠点を効率的に占領するために、爆撃小隊がどのように飛ぶか、どの程度迎撃するか、拠点を占領する順番をどうするかの判断が重要なマップです。

ティアが上がれば上がるほど、空戦機体であっても対地攻撃まで考えた状況把握は重要になります。このマップに当たった時には、是非そのあたりも意識してみると良いと思います。

 

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*1:逆に早々にそれが出来てしまうと、そのまま拠点を3つとも占領、勝利となる場合が多いように感じる。

*2:滑走路だけは、地上目標から得られる占領ポイントでは占領不可能。これは、どちらかのチームが占領している場合に必要な占領ポイントが120ポイントであり、地上目標の占領ポイントは110ポイント分しかないため。

*3:爆撃小隊が爆撃で取得できる占領ポイントが30ポイント分しかないため。もちろん、爆撃小隊も防御銃座を持っているため、それに防衛機や味方チーム機が撃墜されたり、爆撃小隊に突っ込んだりして撃墜判定を貰った場合は別である。

*4:この1番と2番は逆でも良い。

*5:もちろん、自分は爆撃小隊の迎撃を行い、駐屯地と4番の指令センターの防衛は味方に任せるという事も選択肢としてはある。

*6:少なくとも私の爆撃機を扱うプレイスキルではツライ。2パスすれば良い話でもあるのだが、その間に味方機が落とされてしまうと占領ポイントが巻き戻ってしまう。

*7:特にこの拠点配置の場合は中ティアまでのマッチングである。不可能とまでは言わないが、機体性能の面から考えても難しい。

*8:たまに駐屯地に攻撃機が行く場合もある。

*9:逆にそうならないほど簡単に相手指令センターを占領出来て、味方指令センターを守り切れるかもう一度取り返せるという状況になるほどチーム間の戦力差があるなら、全拠点占領を狙った方が勝利に近づくと思う。

*10:最低限、ここに挙げた機体は覚えた方が良い。一番良いのは、全部覚えること。