マップ攻略:アルビオン 最終論告
1 はじめに
マップ攻略の第35回目、「アルビオン 最終論告」です。
ティア5-10のマップであり、ティア5がトップで当たることは無かったと思います(私の記憶が正しければ)。
軍事基地が二つある、ティア3以降で何度も当たった拠点配置です。ティア5以降で当たるマップといえど、考え方は低中ティアで当たった時と同様です。
2 マップの概要と攻略
2-1 攻略の概要
まずは攻略の考え方を確認しましょう。図2は拠点配置になります。
これまでの軍事基地が二つあるマップと同様に、軍事基地を二つ占領したチームが相当な有利を得ます。軍事基地の詳しい性能については「マップ攻略:北極 炎と氷」にて説明していますので、そちらをご覧ください。ここでは、軍事基地の攻撃範囲について、再度確認をしておきます。これは図3の通りです。
今回の軍事基地の配置は、図3下段の左です。5拠点配置であり、その端に軍事基地があります。この配置の場合、軍事基地を占領することで他の三つの拠点に対して対地攻撃してくれることを望めます。このことから、相手チームよりも攻撃手段を増やすことができますし、軍事基地二つに狙われた拠点を守ることは相当難しくなります。また、このマップに当たった対地機体は、軍事基地を攻撃、占領することが第一の仕事と言っても過言ではありません。このため、相手の対地機体がどこに来るのかを予想しやすくもなります*1。
この軍事基地を占領する際ですが、図4に書き出してみました。
まずは紫の矢印からです。これは最短ルートで軍事基地同士を往復するルートです。空港を味方が占領してくれているならば、候補に挙がるルートです。状況によっては空港を通るついでにHPを回復することも可能です。ですが、空港を相手が占領している状況だと通りにくいルートです。防衛機や対空砲に削られてしまいます。軍事基地にたどり着いたは良いが、その肝心の軍事基地を占領するためのHPが残っていないという状況は避けるべきです。自分の残りHPと状況を勘定して、この最短ルートを使うか否かを決めましょう。
次に緑色の矢印です。これは近い軍事基地を占領したのちに相手スポーン地点側の駐屯地を経由して軍事基地に行くルートです。個人的には、対地機体や重戦闘機を使用した場合にはこのルートを選びます。BOTの性質として、近い拠点を占領しに行くというものがあります。このため、近場の軍事基地を確実に抑える。その後、到着までに占領されていることが多い駐屯地を相手から取り返す。相手BOTが駐屯地の奪還に向かっている間に、相手側の軍事基地を占領しに行く。このような流れになります。相手が最短ルートで軍事基地間を移動した場合には軍事基地の交換となる可能性もありますが、軍事基地と駐屯地の二つを占領状態にして相手側軍事基地の攻略に臨むことが可能なルートです。
最後に黄色矢印です。空戦機体を使用していて初動で空港を占領することができないだろうと考えられるマッチングや、ボトムマッチのため能動的に重要拠点を取りに行くのが難しいだろうと思われるときの選択肢の一つかと思います。補助的な動きになるルートですので、トップマッチの時は積極的に選ばなくても良いかと思います。
ここまでは軍事基地の拠点攻撃性能を中心に考えました。次は、各拠点からの資源取得についてみてみます。軍事基地、駐屯地、空港ですが、これらはどれも5秒ごとに資源3ポイントのみです。得られる資源量から見ると、どの拠点も同じです。これが何を意味しているかと言えば、状況によっては占領しにくい軍事基地に固執する必要は無いということです。大事なのは、『状況によっては』ということです。
勝ち負けを決める大きなファクターとなるのは、資源と呼ばれるポイントです。軍事基地は戦闘機や重戦闘機だと占領が非常に難しい拠点です。軍事基地を占領するには、中立拠点で60ポイント、相手拠点で100ポイントを対地目標から取得する必要があります*2。言いたいことは、使ってる機体、機種によっては状況を選ばないと素早く占領できない拠点であるということです。対空機体で防衛機2機を排除したあとにいつまでも拠点範囲内に残っていると、対空砲でHPを削られて撃墜される可能性があります*3。自分の仕事が終わったら、次に仕事ができる拠点にさっさと移るという選択も重要になってきます。先にも書きましたが、得られる資源からみれば、どの拠点も同じです。戦闘機で対地攻撃するくらいなら、駐屯地でも空港でも占領しに行った方が、チームとしての利が大きくなる場合が多いです*4。
2-2 進軍ルート解説
それでは、進軍ルートについてです。
図5はBOTも含めた初動です。BOTの動きは、ティア8機体を使用しトレーニングモードで数回確認しました。プレイヤーとして支持は出さない場合の動きです。チーム編成は、戦闘機2、マルチロール機4、重戦闘機2、攻撃機2、爆撃機2の編成で行いました。トレーニングモードであること、全てティア8機体ですので、実際の試合とは異なる場合もあるかと思います。ですが、戦略を考える際の参考にはなると思います。
戦闘機、マルチロール機
図5の実線矢印です。空港と駐屯地に合計で3機づつになるように割り振る場合が多いです。稀に駐屯地にマルチロール機1機と軍事基地にマルチロール機1機が向かうこともあるようです。
重戦闘機
図5の破線矢印と二点鎖線矢印です。頻度はそれほど高くないようですが、2機とも二点鎖線矢印で飛ぶこともあります。基本的には近い軍事基地に1機(破線矢印)、遠い軍事基地に1機(二点鎖線矢印)と飛ぶことが多いです。
近い軍事基地に2機、遠い軍事基地に2機、近い軍事基地と遠い軍事基地に1機ずつのパターンがあるようです。遠い軍事基地に2機飛ぶことは少ないようです。
近い駐屯地に1機、近い軍事基地に1機、近い軍事基地に2機のパターンのようです。
個人的には、プレイヤーが高高度を飛べる機体を使っているならば、近い軍事基地に行って防衛機を排除してあげるのが良いと思います。防衛機2機の排除が終わったくらいには相手の爆撃機や重戦闘機がスポーン地点から近い軍事基地付近にいると思います。また、低高度しか飛べないが旋回で負ける相手がいないということであれば、初動で空港を占領するのもアリだと思います。空港を占領してあげれば、味方対地機体が軍事 → 軍事の最短ルートを通ることが可能になります。
初動の攻防が終わったあたりで図6のような拠点占領状況になっていることが多いと思います。
空港は係争中かどちらかのチームが占領、スポーン地点から近い駐屯地と軍事基地はそれぞれのチームが占領という状況です。
まず、本記事2-1でも書きましたが、軍事基地が重要です。その際にどのようなルートを通って相手側の軍事基地を占領するかは、他の拠点の占領状況次第です。特に空港です。空港が味方チームのものであれば、安全に通行できる場合が多いです。このため、対地機体は空港を経由する最短ルートを通ることも視野に入ります。ですが、まだ係争中であったり相手チームが占領しているような状況であれば、駐屯地を経由しての軍事基地の方が良い状況になる場合が多い印象です。駐屯地であれば、対地機体であっても対空機体であってもそれほど時間をかけずに占領できます。相手が占領している拠点を奪い返すということは、相手が資源を溜める速度を鈍らせて、味方が資源を溜める速度を加速させることができるということです。
もちろん、軍事基地や駐屯地を占領したあと、対空機体は軍事基地に行かずに空港の援護に行くのもアリです。この辺りは、状況次第です。ただ、個人的には空港を優先することは少ないです。空港にはプレイヤー機も含めた相手チーム機が溜まりやすい印象がありますので、周りをまず占領する、それから手薄になった空港を占領するということが多いです。
軍事基地をどう占領するかということについては本記事2-1にて詳しく書きましたので、そちらをご覧ください。
では、本項の最後として、参考動画です。軍事基地二つを占領することでどれだけ有利になるか、途中からは資源差があったので軍事基地の占領よりも拠点数の維持に注力したということを見て取れると思います。
2-3 拠点の地上目標の配置
各拠点の地上目標の配置についてです。地上目標の種類ごとに色違いの枠で囲みました。攻略する際のご参考にどうぞ。各拠点の画像は、図7の矢印を付けた方向から撮影しました。
・空港
黄色が15ポイント、紫が15ポイント(低高度用対空砲)、薄い青が20ポイント(低高度用対空砲)、緑が0ポイント(回復施設)、赤が35ポイントです。
・軍事基地(北東)
濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、薄い青が20ポイント(低高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が80ポイントです。
・軍事基地(南西)
濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、薄い青が20ポイント(低高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が80ポイントです。
・駐屯地(北西)
黄色が15ポイント(テント4個)、薄い青が20ポイント(低高度用対空砲)、濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が30ポイントです。
・駐屯地(南東)
黄色が15ポイント(テント4個)、薄い青が20ポイント(低高度用対空砲)、濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が30ポイントです。
2-4 注意すべき機体
ティア6-9の注意すべき機体を書いておきます。ティア10は、尖った部分の性能を十全に使われると、格下の機体ではどうしようも無いくらいに蹂躙されます。プレイヤー操作であれば特に要注意です*5。
ティア6
- XP-54 イベント報酬機体。37ミリ2門に12.7ミリ2丁の装備だが、かなり良く当たる。そのうえ、曲がらないマルチロールより曲がる、加速がティア7レベル、最適速度が700km/hを超える、高度も上から数えた方が早いと、なんでティア7じゃないの?と不思議に思う機体。基本的にマラソンミッションをクリアした人が乗ってるので、中身も強いことが多い。最近のアップデートで、ティア7戦に放り込まれる確率が上がった機体。
- F4U-1 20ミリ4門にロケット8発。速い、火力ある、当てやすいと結構良い機体。ついでにエンジンパワーも高いので、最適高度をオーバーしても直線飛行だけなら可能。降下して速度を乗せるためにも、無理矢理高度を取ってしまうのも手。
- Yak-9 Yak-7のティア6バージョン。見かけたら落としておくのが良い。
- Me 410 火力、速度、高度、どれをとっても非常に高い強力な機体。ティア6の重戦闘機はこれで良いんじゃないか?って機体だったのだが、その座をXP-54に奪われた。ただし、30ミリ2門、20ミリ2門、7.92ミリ2丁の火力は高い。ロケット弾を4発積んでいる分、XP-54よりは対応力があるとみることも出来る。
- Do 217 M 機体を使い捨てることになるが、低空爆撃すると強い。爆弾8発装備なので、空港と滑走路以外は1機で占領可能。
- Fw 190 A-5 マルチロール機と言い張っている重戦闘機。扱いも重戦闘機と同様で良い。対地兵装も40ポイントは取得できるだけ積んでいるため、対地攻撃も絡めて戦うと良い。速度保持は悪い。そして縦旋回が非常に遅い。
- Spit.V DB605 課金機体。ドイツに鹵獲されたSpitfier Vという設定。Spitfierの機体性能そのままに2000mまで上がれるようになった。ただし、エンジンがよく壊れる。1試合で2回、3回壊れることもある。
- Tornado 特別パイロットを乗せてると強い。ロケット弾は6発という微妙な数。全体的にHurricane IIの正当進化。
- Ki-102 57ミリ1門、20ミリ2門、爆弾2発。57ミリは高い確率でどこかしら壊してくるので注意。機動性はティア6重戦闘機で最高である(XP-54と同じ)。ちなみに、私は使ってないので相手にしたときの印象。
- A6M5 ティア6のゼロ戦。特別パイロットを乗せるとかなり強い。旋回性能をさらに上げるか、通常パイロットと同じ旋回性能で速度を上げている場合が多い。そもそも特別パイロット自体がマラソンミッションの報酬なので、クリアして取得した人が使っているというのもある。
- Ki-61 中高度機。1500mまでが最適高度。日本機だから高度上げれないだろうと思ってると痛い目にあう。機首装備なのもあるのか、20ミリの命中率が良い。ただし、特別パイロットを乗せたA6M5に食われた感はある。
- IL-2(t) IL-2に後部機銃が付いたバージョン。
- Pe-2 M-82 Pe-2の進化型。ソ連爆撃機は使用してないので、あくまでも相手にしたときの感想。
- La-5 中高度機。Spitfierよりも若干旋回性能は低いが、ロールが早い。武装も20ミリ3門ではあるが、十二分な火力がある。ここからのLa系の機体の特徴だが、最高最適高度を超えても性能の低下が緩やか。使ってみると意外と使いやすい。コイツにも特別パイロットがいる。
ティア7
- XP-75 課金機体。あまり見かけないが、12.7mmを10丁装備している。射程こそ短いものの、かなりの攻撃力がある機体。ティア7重戦闘機としてみると、HPはそれほど高くない。旋回性能は、ティア7重戦闘機でトップ(13.1秒)。
- F4U-4 F4U-1を順当に強化した機体。ティア7機体は、総じて強い。
- P-51D 12.7mmを6丁装備しているマスタング。ティア6と違い火力があるので注意。ただし、射程は短い。
- B-32 絨毯爆撃してくる上に全身に12.7mmの防御機銃を装備している要塞。前方機銃の12.7mmよりも威力が高いうえに、射程も強化無しで700mある。重戦闘機であっても、HP差を考えて攻撃しないと返り討ちにされる。
- Yak-9U Yak-9のティア7バージョン。見かけたら落としておくのが良い。
- IL-10 ソ連攻撃機にしては速度、機動性が良好な代わりに、耐久力がやや低い機体。とはいえ、攻撃機として文句は無いレベルの耐久力はある。対地兵装はIL-8と同様なので対地火力も高い。積極的に仕掛けるものではないが、前方兵装が23mm4門のため、相手を選べば空中目標を落とすことも可能。
- Tu-1 課金機体。Yakを重戦闘機にした感じ。旋回性能と速度性能はティア7重戦闘機で最低だが、耐久力はトップ(700HP)。ブースト時間は長い。
- Ju 288 A 機体を使い捨てることになるが、低空爆撃すると強い。威力5000の爆弾8発装備なので、空港と滑走路以外は1機で占領可能。
- Bf 109 Z 30mm4門を装備した重戦闘機。ドイツ重戦闘機なのに旋回性能も悪くない(14.4秒)。HPはティア7重戦闘機で最低。
- Ki-84 疾風。高度1800mと、日本機とは思えないくらい高いところに行ける。機動性もSpitfireと同じ。30mm2門と20mm2門が強力。
- Typhoon Tornadoを順当に進化させた機体。20mmの射程も威力も伸びている。ロケット弾も8発装備になるので、20ポイント地上目標を2個破壊できるだけの装備になった。
- VB 10 課金機体。ヨーロッパ諸国の機体のため、国籍変更が出来る。20mm4門と12.7mm6丁を装備しているので火力が高い。旋回性能もティア7重戦闘機No.2(13.5秒)。
- Spitfire XVI バージョン2.1.12で追加されたプレミアム機体。ツリー機体のSpitfire IXと比べると、こちらの方がロールが早くて最高最適高度が100m低い。だが、この機体の真価はそこではない。翼内砲のくせに良く収束する機銃、最適高度が黄色からでもスッと加速するブースト性能、2000m以下ならば格闘戦できてしまうエネルギー保持の良さ、2000-2400mでも意外と動ける意味不明な高度適性。もっとも、高度適性は落とし穴でもある。速度が乗ってしまうものだから、ついつい上に追いかけてしまい、相手の目論見通りに吊り上げを食らってしまう。私もこの前やった。
ティア8
- J 21RB 課金機体。あまり見かけないが、単機で採掘施設を占領できるレベルで対地能力が高いらしい(愛用者に聞いた話)。
- XF5U パンケーキ、可愛い。もちろんかわいいだけじゃなく、強力な機銃と重戦闘機にしては良好な機動性があるため注意。特に失速速度は格闘機並みに低いため、失速させることを狙ってはいけない機体。
- P-82B 課金機体。12.7mmを14丁装備しているため、火力がとんでもなく高い。ただし射程は短い。対地火力もそこそこある。
- B-29C ミッションクリアの報酬機体。ミッション期間は終了しているため、入手方法が無い。今までの例を見ると、たまにプレミアムショップに並ぶ。絨毯爆撃してくる上に全身に12.7mmと後部に20mmの防御機銃を装備している要塞。前方機銃の12.7mmよりも威力が高いうえに、射程も強化無しで700mある。重戦闘機であっても、HP差を考えて攻撃しないと返り討ちにされる。
- XP-58 課金機体。前方兵装は37mm4門で火力が高い。何よりもティア8で後部機銃を持っているため、後ろをとったからと言って安心してはいけない機体。しかも意外と後部機銃も痛い。
- P-80A 課金機体。Vampire F.1のアメリカ版のような性能。こちらの方が巡航速度がちょっとだけ遅く、最大降下速度はちょっとだけ早い。旋回性能は、Vampire F.1がちょっとだけ早い。最高最適高度は2200m。機銃は12.7mmだが、ティア9のFJ-1に近い性能。12.7mmの例にもれず、射程は短い。
- IL-20 対地目標絶対壊すマン。前方兵装を対空目標に向かって撃つときは、当たったらラッキーくらいの感覚でいるのが良い。後部機銃は、同ティア戦闘機くらいなら返り討ちにできるくらい強力。
- RB-17 課金機体。1回6発の爆弾を3回落とせる。3回と聞くと微妙な気分になるが、リロード時間が素で40秒と短い。後部機銃も強力で速度もある。
- Tu-10 後部機銃が強力。高ティア対地機体はどの機体も防御銃座が強力なため、返り討ちにされないように注意。爆弾のリロードは拡張パーツ無しで35秒と早いものの、装填数は4発。
- Ju 288 C ティア8なので、高ティア爆撃機nerfを免れた機体。低空爆撃すると強い。威力5000の爆弾8発装備なので、空港と滑走路以外は1機で占領可能。
- Ho 229 ミッションクリアの報酬機体。ミッション期間は終了しているため、入手方法が無い。今までの例を見ると、たまにプレミアムショップに並ぶ。高い速度、高い高度、連射力の高い長距離30mmと、フォッケウルフルートのティア8であるTa 152の上位互換。個人的には、ティア9機体を使っているとき以外は相手にしたくない。
- BV P.210 当てにくい。空対空ロケット持ちなので、ヘッドオンするときは注意。空対空ロケットは、拡張パーツ無しだと60秒でリロードが完了する。
- J7W1 震電。旋回時間トップだった海軍戦闘機ルートだったが、マルチロール機に路線変更される。30mm4門の火力は非常に高いため、基本的にヘッドオンしてはいけない機体。攻撃機の天敵。
- J8M ロケットエンジンで早い。こいつを追いかけるのは時間の無駄。速さと最高最適高度以外の機体性能は高くない。
- Vampire F.1 ミッションクリアの報酬機体。こいつのミッションはいつでもできる。めんどくさいと感じるミッションはトークンで飛ばすことも可能。ミッションは、コジェドゥーブなどの運が絡む勲章以外はそれほど難しくない。このため、所有者は多い。最高最適高度は1600mと高くないが、ジェットエンジンのためブーストが残っている間は2000mオーバーでも戦える。
- JL-1A-37 課金機体。ソ連ティア9のMiG-9に近い攻撃力。速度も高く、最適高度も高い。ティア8機体というよりも、ティア9では無い機体。
ティア9
- F2H ティア9重戦闘機でトップの機動性、射程が長く当てやすい20mm、速度も高いと、かなりの高性能機体。瞬間火力だけはティア9重戦闘機で最低(継続火力まで考えれば、ティア9重戦闘機として不満は無い)。むしろこいつよりも瞬間火力の高い戦闘機やマルチロール機もいる。対地火力はあまり高くない。
- F-94D バルカン砲の砲台。1門でDPS800をたたき出すので、ダメージを出しやすい。空対空ロケットを装備している。ドイツの空対空ロケットよりも1発あたりの火力が高く、リロード時間が長い。ただし、機体性能は低いため扱いにくい。火力が高いことに注意する機体。
- Me 262 HG 2 速度、高度、火力、どれをとっても不満の無い機体。爆弾と空対空ロケットを同時に装備できる。30mm4門に加えて空対空ロケット装備なので、ヘッドオン厳禁。爆弾は装備するプレイヤーと外すプレイヤーがいるが、空対空ロケットだけは装備した方が良い(ロケット弾装備による速度低下よりも、ロケット弾を撃てるメリットが大きいため)。
- Antonov M ミッションクリアの報酬機体。ミッション期間は終了しているため、入手方法が無い。今までの例を見ると、いつかはプレミアムショップに並ぶだろうと予想している。ミッション期間中にプレミアムショップで購入したプレイヤーを除けば、基本的にめんどくさいミッションをクリアしたプレイヤーが使っている。このため、中身が強いことが多い。旋回時間8.6秒は、ティア9の最高値。
- Yak-19 低空旋回番長。間違っても1400m以下でこいつと格闘戦してはいけない。高ティアにおけるゼロ戦とイメージすると良いと思う。
- Me P.1092 バランス良好なドイツ戦闘機。20mm4門はこのゲームの20mmの中でも最高性能に近く、オーバーヒートこそ早いものの強力。左クリックを押しっぱなしにしてはいけない機体。重戦闘機では相手にしたくない機体。
- Ju 287 ティア9と10の爆撃機nerfで、今までよりは弱くなった。ただし、今でも十分脅威。特に1000kg爆弾は威力、爆発範囲ともにとても高く、地上目標の配置によっては1発で2個の地上目標を壊すことも可能。弱点としては相手拠点の駐屯地の占領がやりにくいこと。爆弾は4発装備のため、1回のリロードでは占領しきれない。今までは爆弾4発で対地攻撃、後部機銃で防衛機を撃破というやり方もできたが、今は難しい。
- P.228 ドイツのHG2と似通った性能。HG2よりも対地攻撃能力が高く、速度は若干低い。30mmに関してはドイツとイギリスは一長一短。DPSと発射速度はドイツが上だが、射程と弾速はイギリスが上。もちろん30mm4門装備の機体のため、ヘッドン厳禁。
3 終わりに
今回はマップ「アルビオン 最終論告」について考えてみました。これまで何度も出てきた、5拠点の端に軍事基地が2個あるマップです。注意点、攻略法、マップの考え方、全て低中ティアの時と同様です。軍事基地をいかに手早く占領するかにかかっています。
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*1:もっとも、軍事基地二つを占領した時点で5拠点占領できる可能性が非常に高くなる。このため軍事基地を守るよりも、さっさと5拠点占領状態にして資源差をつけたいというのも考え方の一つである。
*2:もちろん、相手チームの機体が軍事基地の拠点範囲内にいた場合は別。
*3:拠点範囲内で撃墜される、墜落するということは、相手に占領ポイントを渡すということ。
*4:もちろん、対空機体の前方機銃でササッと仕上げられる対地目標がある場合は別。大事なのは、その拠点に留まって占領行動を続けることがチームの利になるのか、それとも別な拠点を占領しに行った方がチームの利になるのかを考えることである。
*5:最低限、ここに挙げた機体は覚えた方が良い。一番良いのは、全部覚えること。