World of Warplanes マップ攻略ブログ

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マップ攻略:台地 呪われた渓谷

1 はじめに

マップ攻略の第29回目、「台地 呪われた渓谷」です。
ティア5-10のマップであり、ティア5がトップで当たることは無かったと思います(私の記憶が正しければ)。このマップは、完全に状況判断マップです。よくマップを見て1手、2手先を読みつつ行動しましょう。

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図1 台地 呪われた渓谷

 2 マップの概要と攻略

2-1 攻略の概要

まずは攻略の考え方を確認しましょう。図2は拠点配置になります。

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図2 マップ概要

指令センター2個、駐屯地3個の合計5拠点のマップです。重要拠点は指令センターです。ですが、このマップは指令センターが飛ばす爆撃小隊の援護を受けながら、どれだけ拠点数の優位を相手よりも長く保てるかという状況判断マップです。というのも、得られる資源量から考えると、どの拠点も同じです。どの拠点も5秒ごとに3ポイントです。拠点数の優位を保つためには、以下のことを判断しなければなりません。

  1. 相手と味方の爆撃小隊はどこに向かっていて、どの位置にいるのか
  2. 相手が多くいる拠点は防衛するのか捨てるのか
  3. 最短ルートが良いのか、見つからないルートが良いのか
  4. 指令センターを取るのか、駐屯地を取るのか

まずは1から。これが一番大事なのですが、双方の爆撃小隊が、どの拠点に飛んでいて、どの位置にいるのかです。爆撃小隊の位置と拠点に入っている相手機の数、拠点の残り占領ポイント次第では、爆撃小隊を全て迎撃したとしても守り切れないことや、拠点に入っている相手機を全機撃墜しても爆撃小隊に占領されてしまうことがあります。これはマップをよく見ていれば防ぐことができます。また、味方爆撃小隊の向かう先もそうです。味方爆撃小隊と同じ拠点を攻撃するのは、非常に効率が悪いです。というのも、爆撃小隊5機が到着した場合、今回のマップではどの拠点でも占領してくれます*1。爆撃小隊と同じ拠点を攻撃する場合、爆撃小隊を呼び出すクールタイムが無駄になります。もちろん、勝ち確な状況での戦果稼ぎの場合や、爆撃小隊が拠点に到着するまでの間に相手に資源を稼がれたくないなどの場合や、相手に迎撃されてしまったために爆撃小隊の数が減っているなどの場合には、爆撃小隊と同じ拠点を攻撃することはあります。

と言っても文章だけだと分かり難いため、防衛時のパターンをいくつか模式図にしました。地上目標、防衛機ともに全て健在であることを前提にしています。図3、図4、図5は、下向きの三角形が爆撃小隊、赤いひし形が相手戦闘機、赤い涙滴型が相手マルチロール機を表しています。青い円で囲まれた部分が味方が占領した拠点を、円の外周部は占領ポイントの状態を表しています。白い場合は、白い部分の分だけ占領ポイントが減っていると考えてください。

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図3 迎撃可能な場合

図3は迎撃可能な状況です。自分が使用している機種が重戦闘機であれば、相手爆撃小隊が拠点に到着する前に全機撃墜可能です。

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図4 爆撃小隊が近い場合

図4左側の場合、迎撃可能です。これは爆撃小隊5機全てを撃墜可能という意味ではなく、爆弾を落とし始めるまでに少なくとも1-2機撃墜すれば占領を防ぐことができます。と言っても、占領ポイントはガッツリ削られるため、そのあとに相手機が来た場合には防衛は難しいと思います。

図4右側の場合には、ほぼ迎撃不可能です。こちらの場合、爆撃小隊が爆弾を落とし始めるまでに3機は最低でも撃墜する必要があります。勝ち確状態の場合はスコア稼ぎに爆撃小隊の相手をすることはありますが、この場合は拠点を捨てて、他の拠点を占領した方が建設的です。模式図には拠点の種類を示していませんが、少なくとも資源量から考えた場合、この拠点1個を捨てても他の拠点1個を占領すれば、結局のところイーブンです。

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図5 爆撃小隊の迎撃が難しい場合

図5は、爆撃小隊の迎撃が難しい場合です。図5に示したパターンは、「どうしてもこの拠点を守ることが勝つために必要である」という場合以外は、私はその拠点を一度捨てます。

まずは図5-1から。相手機と爆撃小隊、どちらから迎撃を始めるかは自分がどのような位置取りをしているかにもよるかと思います。ですが、爆撃小隊が爆弾を落とし始めるまでに拠点範囲内の相手機を少なくとも2機排除できれば、防衛できる可能性はあります。ただし、防衛できても占領ポイントはガッツリ削られます。ちなみに、この状況で爆撃小隊が4-5機残っているようであれば、拠点防衛はほぼ不可能です。

つぎに図5-2です。防衛は、まず不可能です。防衛に必要な条件が厳しすぎます。相手機が防衛機や対地目標を撃墜、破壊する数がゼロであり、爆撃小隊が爆弾を落とし始めるまでに相手機をすべて排除する。ここまでやって、ようやく爆撃小隊3機分の爆撃に耐えれます。ぶっちゃけた話、こんなことに神経を使って疲れるくらいなら、駐屯地の1個でも占領することに頭を使った方が良いです。当然ですが、疲れてくれば判断ミスもも増えます。試合終盤に疲れが出てきてしょうもないミスをしないためにも、神経を使うところ、使わないところを分けましょう。また、もし爆撃小隊が4-5機残っていた場合は、防衛は不可能と考えた方が良いです。

最後に図5-3と図5-4。これはうまくやれば防衛も不可能では無いといったところです。爆撃小隊と拠点の距離が十分にあるため、爆撃小隊の迎撃は可能です。ですが、爆撃小隊を迎撃している間に、相手機に拠点を占領されてしまう可能性があります。前回のマップ攻略「台地 ターニングポイント」で私がミスったのは、図5-4のパターンです。爆撃小隊の迎撃を行っている間に相手機に拠点を占領されてしまったというものです。ご覧になりたい方は、前回のマップ攻略記事から動画をご覧ください。ちょうどリスポーンした直後くらいが、図5-4のパターンです。

 

kou1983-2.hatenablog.com

 

次に2です。これは相手スポーン地点近くの指令センターや中央の駐屯地でよくあるパターンかと思います。これは判断が分かれるところです。多くの相手が居る、だから防衛は不可能というのも正解です。また、多くの相手が居る、だからそれらを蹴散らせば短い時間でも有利になるというのも正解です。自分のプレイスタイルと相談で良いかと思います。ただ、私は相手が多くいる場所にはいきません。World of Warplanesは、味方チームも相手チームも、BOT操作の機体も含めて12機 vs 12機で戦うゲームです。相手が多く集まっている場所があるということは、相手がほとんど居ない場所があるということです。そういう薄い場所を探して拠点を占領して回った方が勝てると思いますし、何よりモニターの前で「あ、そんなに枚数かけて1拠点の占領ご苦労さん。おかげで私は他の拠点を落として回れて、拠点数で有利に立てたわwww」って思ってる方が好きです。

次に3です。爆撃機攻撃機では、このマップだけではなく全てのマップで重要になります。また、重戦闘機などの足が速い機体を使って見つからないルートで重要拠点に奇襲をかけることが可能なマップはいくつかあります。そういうルートを知っておくと、自分がそのルートを使うときだけでなく、相手に使われた場合に慌てずに対処可能になることがあります。このマップでは見つからないルートというのはありませんが、相手があまりマップを見ていない場合であれば相手のリスポーン地点付近が使えますし、リスポーン地点が2個あることを使ってのデスルーラなども視野に入ってきます*2。デスルーラは、実例動画でも使用しています。どういう状況にできるかは、そちらをご覧ください。

最後に4です。指令センターを占領するのか、駐屯地を占領するのか。これは非常に難しいです。ただ、対地機体を使用してこのマップに当たったならば、指令センターを中心に考えた方が良いです。このマップの場合、指令センターに相手機が全くいないという状況は少ないのですが、それでもゼロでは無いです。そして、防衛機と防衛設備(対空砲)の攻撃に耐えられるだけのHPが残っていれば、対地攻撃のみで占領することは理論上可能です。こちらの攻撃の手を増やし、相手の重戦闘機を防衛に回すためにも指令センターは重要と言えます。ただし、資源量によっては指令センターよりも駐屯地を優先した方が良い場合もあります。正直なところ、対地攻撃であっても対空攻撃であっても、指令センターよりも駐屯地の方が占領しやすいです。このあたりも、マップをよく見て決める必要があります*3

 

指令センターも駐屯地も、得られる資源量から見るとイーブンとは言ったものの、やはり攻め手が増える指令センターは重要です。今回のようにどの拠点でも爆撃小隊5機全てが到着すると占領できるというマップでは、特に重要度が上がります。ということで、初期に占領したい拠点というのも存在します。これは図6の通りです。

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図6 初期に占領したい拠点

リスポーン地点近くの拠点は確実に取りたいのですが、その一つ奥にある指令センターも占領出来ればかなり有利になります。これは、青チーム視点であれば黄色で、赤チーム視点であれば紫で示した指令センターになります。もちろん、相手側のリスポーン地点近くの指令センターを維持することは難しいのですが、爆撃小隊を一回飛ばすまでの間だけでも維持できれば上々です。こちらは爆撃小隊が2個飛ぶことになりますからね。そして、BOT操作の機体はリスポーン地点から近い拠点を占領しに行くという行動をとる場合が多いです。青チーム視点では北東にある指令センター(赤と黄色で囲んである指令センター)、赤チーム視点だと南西にある指令センター(青と紫で囲んである指令センター)です。この指令センターを占領した場合、緑で囲んだリスポーン地点から再出撃し、指令センターに向かう場合が多いです。プレイヤー機が対地機体で向かった場合は別としても、BOTだけでは指令センターを占領するまでにかなりの時間がかかります。指令センターに相手が集中するなら他の拠点は薄くなりますし、味方爆撃小隊の迎撃に力を入れても拠点が薄くなります。相手が爆撃小隊を放置するようであれば、味方爆撃小隊が向かっている拠点はかなり占領しやすくなります。

正直なところ、指令センターを2個占領した時点で中央の駐屯地は相手に占領されてもかまいません。また、相手初期スポーン地点近くの駐屯地(赤チームなら西の駐屯地、青チームなら東の駐屯地)は、よほど弱いBOTが相手に配置され、プレイヤーが向かわなかった場合を除いて、どんなに急いで向かっても相手が占領するまでに到着するのは無理です*4

 

大体の攻略方針、重要拠点などは以上です。ここはマップをよく見ることが本当に大事なマップです。正直なところ、初動以外はこうなるかもねと言い難いマップでもあります。

次項の最後に実例動画を載せますが、All BOT戦でも苦戦する場合があるマップです。状況をよく見て、勝ちに行くにはどうしたら良いかを考えましょう。

 

2-2 進軍ルート解説

それでは、進軍ルートです。BOTの動きですが、トレーニングモードにて、戦闘機2機、マルチロール機4機、重戦闘機2機、攻撃機2機、爆撃機2機で編成して試しています。このマップでは、ティア8にて試しました。数回の施行ですが、BOTの動き方の参考になるかと思います(図7)。

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図7 BOTの初動

プレイヤーがBOTへ指示を出さなかった場合、各機種ごとに以下のように動くことが多いようです。

 

・戦闘機

中央または初期スポーン地点近くの駐屯地へ0-2機、指令センターに0-1機、スポーン地点からから遠い駐屯地に0-1機向かうようです。正直なところ、遠い駐屯地に向かい始めたら要注意です。大体が相手が占領するまでに間に合わず、遊兵になります。また、青チーム視点なら東の駐屯地、赤チーム視点なら西の駐屯地に向かった場合、駐屯地を通って指定センターに行くこともあるようです(マルチロール機よりは確率は低い印象)。基本的に駐屯地を占領した後は、近い敵機に向かうか近い拠点に向かう印象があります。

 

・重戦闘機

初期スポーン地点から近い指令センターに0-2機、または青チーム視点なら東の駐屯地、赤チーム視点なら西の駐屯地を経由して遠い指令センター0-2機、遠い指令センターに0-2機向かうようです。以前の記事「台地 奇襲」と同様に、近い指令センターに来た場合、いきなり高度を下げて防衛機の的になってるようです。マップ上下の中央にあるスポーン地点(以下、中央スポーン地点とする)に生えた場合、2機とも遠くの指令センターに行くこともありました。駐屯地を経由してくれれば、まだ戦ってから移動してくれます。ですが、このルートで移動されると、中央付近で相手に捕捉されて絡まれるか、プレイヤー機が指令センターに入っていた場合、間に合わないか防衛機を落としきったところでエサにされる可能性が高いです(中央スポーン地点から延びる赤色の破線矢印、または薄い青色の破線矢印)。

 

・マルチロール機

中央の駐屯地に1-2機、スポーン地点から近い指令センターに0-2機、青チームなら東、赤チームなら西の駐屯地に1-3機向かいます。青チーム視点なら東の駐屯地、赤チーム視点なら西の駐屯地に向かった場合、駐屯地を通って指定センターに行く場合と、占領してから遠い指令センター向かう場合があるようです。

 

・対地機体

近い指令センターに1-3機、遠い指令センターに1-3機向かいます。2つあるスポーン地点に2機づつ割り振られることが多いようですので、近い指令センターに2機、駐屯地を経由して遠い指令センターに2機向かうのがスタンダードなのかなと思います。

 

まとめると、BOTの初動は以下の通りです。

  • 初期スポーン地点近くの指令センターに対地機体2-3、対空機体0-1の合計3機
  • 中央の駐屯地に、対空機体1-2
  • 東、または西のスポーン地点近くの駐屯地に対空機体3-4機、対地機体2-3機。ただし、重戦闘機と対地機体(特に爆撃機)は遠い指令センターに向かうための経由地

味方スポーン地点近くにある指令センターに攻撃指示を出しておくのが良いのかなと思います。私も一応そうしていますが、最近は重戦闘機に反応されるくらいなら出さない方がマシかなとも思ってきています。

また、図7の破線矢印でBOT機が移動した場合、相手が占領するまでに間に合わないことも多々あります。

 

初動の後ですが、これはもう状況を見るしかないです。攻撃機は、青チーム視点なら南西の指令センターから西の駐屯地、赤チームなら北東の指令センターから東の駐屯地と動く場合が多いようですし、爆撃機は指令センター → 指令センターを中心に動くことが多いようです(もちろん、途中の駐屯地に爆撃していく)。
指令センター以外は、とにかく占領状況がコロコロ変わるマップです。自分が危ないときはともかく、拠点を占領したらTABキーとAltキーを押すってくらいでちょうど良いです。もちろん、リスポーン待ちの時間もです。

 

では、実例動画です。All BOT戦ですが、BOTチームですらこのくらい拠点を取り返してきます(たまに太刀打ちできないほどのBOT差つけられたりもするけど)。このゲーム、マップを開くタイミングも重要なテクニックです。上手い人の動画や配信を見て技術をパクリましょう。

 

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2-3 拠点の地上目標の配置

各拠点の地上目標の配置についてです。地上目標の種類ごとに色違いの枠で囲みました。攻略する際のご参考にどうぞ。各拠点の画像は、図8の矢印を付けた方向から撮影しました。

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図8 撮影方向

 

・指令センター(北東)

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図9 指令センター(北東)の地上目標配置一覧

紫が15ポイント(低高度用対空砲)、黄色が15ポイント(高高度用対空砲)濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、薄い青が20ポイント(低高度用対空砲)、緑が20ポイント(丸アイコンの建物6個)、オレンジが30ポイント、赤が50ポイントです。

・指令センター(南西)

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図10 指令センター(南西)の地上目標配置一覧

紫が15ポイント(低高度用対空砲)、黄色が15ポイント(高高度用対空砲)濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、薄い青が20ポイント(低高度用対空砲)、緑が20ポイント(丸アイコンの建物6個)、オレンジが30ポイント、赤が50ポイントです。

 

・駐屯地(西)

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図11 駐屯地(西)の地上目標配置一覧

黄色が15ポイント(テント4個)、薄い青が20ポイント(低高度用対空砲)、濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が30ポイントです。

 

・駐屯地(東)

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図12 駐屯地(東)の地上目標配置一覧

黄色が15ポイント(テント4個)、薄い青が20ポイント(低高度用対空砲)、濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が30ポイントです。

 

・駐屯地(中央)

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図13 駐屯地(中央)の地上目標配置一覧

黄色が15ポイント(テント4個)、薄い青が20ポイント(低高度用対空砲)、濃い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が30ポイントです。

 

2-4 注意すべき機体

ティア6-9の注意すべき機体を書いておきます。ティア10は、尖った部分の性能を十全に使われると、格下の機体ではどうしようも無いくらいに蹂躙されます。プレイヤー操作であれば特に要注意です*5

ティア6

  1. XP-54 イベント報酬機体。37ミリ2門に12.7ミリ2丁の装備だが、かなり良く当たる。そのうえ、曲がらないマルチロールより曲がる、加速がティア7レベル、最適速度が700km/hを超える、高度も上から数えた方が早いと、なんでティア7じゃないの?と不思議に思う機体。基本的にマラソンミッションをクリアした人が乗ってるので、中身も強いことが多い。最近のアップデートで、ティア7戦に放り込まれる確率が上がった機体。
  2. F4U-1 20ミリ4門にロケット8発。速い、火力ある、当てやすいと結構良い機体。ついでにエンジンパワーも高いので、最適高度をオーバーしても直線飛行だけなら可能。降下して速度を乗せるためにも、無理矢理高度を取ってしまうのも手。
  3. Yak-9 Yak-7のティア6バージョン。見かけたら落としておくのが良い。
  4. Me 410 火力、速度、高度、どれをとっても非常に高い強力な機体。ティア6の重戦闘機はこれで良いんじゃないか?って機体だったのだが、その座をXP-54に奪われた。ただし、30ミリ2門、20ミリ2門、7.92ミリ2丁の火力は高い。ロケット弾を4発積んでいる分、XP-54よりは対応力があるとみることも出来る。
  5. Do 217 M 機体を使い捨てることになるが、低空爆撃すると強い。爆弾8発装備なので、空港と滑走路以外は1機で占領可能。
  6. Fw 190 A-5 マルチロール機と言い張っている重戦闘機。扱いも重戦闘機と同様で良い。対地兵装も40ポイントは取得できるだけ積んでいるため、対地攻撃も絡めて戦うと良い。速度保持は悪い。そして縦旋回が非常に遅い。
  7. Spit.V DB605 課金機体。ドイツに鹵獲されたSpitfier Vという設定。Spitfierの機体性能そのままに2000mまで上がれるようになった。ただし、エンジンがよく壊れる。1試合で2回、3回壊れることもある。
  8. Tornado 特別パイロットを乗せてると強い。ロケット弾は6発という微妙な数。全体的にHurricane IIの正当進化。
  9. Ki-102 57ミリ1門、20ミリ2門、爆弾2発。57ミリは高い確率でどこかしら壊してくるので注意。機動性はティア6重戦闘機で最高である(XP-54と同じ)。ちなみに、私は使ってないので相手にしたときの印象。
  10. A6M5 ティア6のゼロ戦。特別パイロットを乗せるとかなり強い。旋回性能をさらに上げるか、通常パイロットと同じ旋回性能で速度を上げている場合が多い。そもそも特別パイロット自体がマラソンミッションの報酬なので、クリアして取得した人が使っているというのもある。
  11. Ki-61 中高度機。1500mまでが最適高度。日本機だから高度上げれないだろうと思ってると痛い目にあう。機首装備なのもあるのか、20ミリの命中率が良い。ただし、特別パイロットを乗せたA6M5に食われた感はある。
  12. IL-2(t) IL-2に後部機銃が付いたバージョン。
  13. Pe-2 M-82 Pe-2の進化型。ソ連爆撃機は使用してないので、あくまでも相手にしたときの感想。
  14. La-5 中高度機。Spitfierよりも若干旋回性能は低いが、ロールが早い。武装も20ミリ3門ではあるが、十二分な火力がある。ここからのLa系の機体の特徴だが、最高最適高度を超えても性能の低下が緩やか。使ってみると意外と使いやすい。コイツにも特別パイロットがいる。

ティア7

  1. XP-75 課金機体。あまり見かけないが、12.7mmを10丁装備している。射程こそ短いものの、かなりの攻撃力がある機体。ティア7重戦闘機としてみると、HPはそれほど高くない。旋回性能は、ティア7重戦闘機でトップ(13.1秒)。
  2. F4U-4 F4U-1を順当に強化した機体。ティア7機体は、総じて強い。
  3. P-51D 12.7mmを6丁装備しているマスタング。ティア6と違い火力があるので注意。ただし、射程は短い。
  4. B-32 絨毯爆撃してくる上に全身に12.7mmの防御機銃を装備している要塞。前方機銃の12.7mmよりも威力が高いうえに、射程も強化無しで700mある。重戦闘機であっても、HP差を考えて攻撃しないと返り討ちにされる。
  5. Yak-9U Yak-9のティア7バージョン。見かけたら落としておくのが良い。
  6. IL-10 ソ連攻撃機にしては速度、機動性が良好な代わりに、耐久力がやや低い機体。とはいえ、攻撃機として文句は無いレベルの耐久力はある。対地兵装はIL-8と同様なので対地火力も高い。積極的に仕掛けるものではないが、前方兵装が23mm4門のため、相手を選べば空中目標を落とすことも可能。
  7. Tu-1 課金機体。Yakを重戦闘機にした感じ。旋回性能と速度性能はティア7重戦闘機で最低だが、耐久力はトップ(700HP)。ブースト時間は長い。
  8. Ju 288 A 機体を使い捨てることになるが、低空爆撃すると強い。威力5000の爆弾8発装備なので、空港と滑走路以外は1機で占領可能。
  9. Bf 109 Z 30mm4門を装備した重戦闘機。ドイツ重戦闘機なのに旋回性能も悪くない(14.4秒)。HPはティア7重戦闘機で最低。
  10. Ki-84 疾風。高度1800mと、日本機とは思えないくらい高いところに行ける。機動性もSpitfireと同じ。30mm2門と20mm2門が強力。
  11. Typhoon Tornadoを順当に進化させた機体。20mmの射程も威力も伸びている。ロケット弾も8発装備になるので、20ポイント地上目標を2個破壊できるだけの装備になった。
  12. VB 10 課金機体。ヨーロッパ諸国の機体のため、国籍変更が出来る。20mm4門と12.7mm6丁を装備しているので火力が高い。旋回性能もティア7重戦闘機No.2(13.5秒)。
  13. Spitfire XVI バージョン2.1.12で追加されたプレミアム機体。ツリー機体のSpitfire IXと比べると、こちらの方がロールが早くて最高最適高度が100m低い。だが、この機体の真価はそこではない。翼内砲のくせに良く収束する機銃、最適高度が黄色からでもスッと加速するブースト性能、2000m以下ならば格闘戦できてしまうエネルギー保持の良さ、2000-2400mでも意外と動ける意味不明な高度適性。もっとも、高度適性は落とし穴でもある。速度が乗ってしまうものだから、ついつい上に追いかけてしまい、相手の目論見通りに吊り上げを食らってしまう。私もこの前やった。

ティア8

  1. J 21RB 課金機体。あまり見かけないが、単機で採掘施設を占領できるレベルで対地能力が高いらしい(愛用者に聞いた話)。
  2. XF5U パンケーキ、可愛い。もちろんかわいいだけじゃなく、強力な機銃と重戦闘機にしては良好な機動性があるため注意。特に失速速度は格闘機並みに低いため、失速させることを狙ってはいけない機体。
  3. P-82B 課金機体。12.7mmを14丁装備しているため、火力がとんでもなく高い。ただし射程は短い。対地火力もそこそこある。
  4. B-29C ミッションクリアの報酬機体。ミッション期間は終了しているため、入手方法が無い。今までの例を見ると、たまにプレミアムショップに並ぶ。絨毯爆撃してくる上に全身に12.7mmと後部に20mmの防御機銃を装備している要塞。前方機銃の12.7mmよりも威力が高いうえに、射程も強化無しで700mある。重戦闘機であっても、HP差を考えて攻撃しないと返り討ちにされる。
  5. XP-58 課金機体。前方兵装は37mm4門で火力が高い。何よりもティア8で後部機銃を持っているため、後ろをとったからと言って安心してはいけない機体。しかも意外と後部機銃も痛い。
  6. P-80A 課金機体。Vampire F.1のアメリカ版のような性能。こちらの方が巡航速度がちょっとだけ遅く、最大降下速度はちょっとだけ早い。旋回性能は、Vampire F.1がちょっとだけ早い。最高最適高度は2200m。機銃は12.7mmだが、ティア9のFJ-1に近い性能。12.7mmの例にもれず、射程は短い。
  7. IL-20 対地目標絶対壊すマン。前方兵装を対空目標に向かって撃つときは、当たったらラッキーくらいの感覚でいるのが良い。後部機銃は、同ティア戦闘機くらいなら返り討ちにできるくらい強力。
  8. RB-17 課金機体。1回6発の爆弾を3回落とせる。3回と聞くと微妙な気分になるが、リロード時間が素で40秒と短い。後部機銃も強力で速度もある。
  9. Tu-10 後部機銃が強力。高ティア対地機体はどの機体も防御銃座が強力なため、返り討ちにされないように注意。爆弾のリロードは拡張パーツ無しで35秒と早いものの、装填数は4発。
  10. Ju 288 C ティア8なので、高ティア爆撃機nerfを免れた機体。低空爆撃すると強い。威力5000の爆弾8発装備なので、空港と滑走路以外は1機で占領可能。
  11. Ho 229 ミッションクリアの報酬機体。ミッション期間は終了しているため、入手方法が無い。今までの例を見ると、たまにプレミアムショップに並ぶ。高い速度、高い高度、連射力の高い長距離30mmと、フォッケウルフルートのティア8であるTa 152の上位互換。個人的には、ティア9機体を使っているとき以外は相手にしたくない。
  12. BV P.210 当てにくい。空対空ロケット持ちなので、ヘッドオンするときは注意。空対空ロケットは、拡張パーツ無しだと60秒でリロードが完了する。
  13. J7W1 震電。旋回時間トップだった海軍戦闘機ルートだったが、マルチロール機に路線変更される。30mm4門の火力は非常に高いため、基本的にヘッドオンしてはいけない機体。攻撃機の天敵。
  14. J8M ロケットエンジンで早い。こいつを追いかけるのは時間の無駄。速さと最高最適高度以外の機体性能は高くない。
  15. Vampire F.1 ミッションクリアの報酬機体。こいつのミッションはいつでもできる。めんどくさいと感じるミッションはトークンで飛ばすことも可能。ミッションは、コジェドゥーブなどの運が絡む勲章以外はそれほど難しくない。このため、所有者は多い。最高最適高度は1600mと高くないが、ジェットエンジンのためブーストが残っている間は2000mオーバーでも戦える。
  16. JL-1A-37 課金機体。ソ連ティア9のMiG-9に近い攻撃力。速度も高く、最適高度も高い。ティア8機体というよりも、ティア9では無い機体。

ティア9

  1. F2H ティア9重戦闘機でトップの機動性、射程が長く当てやすい20mm、速度も高いと、かなりの高性能機体。瞬間火力だけはティア9重戦闘機で最低(継続火力まで考えれば、ティア9重戦闘機として不満は無い)。むしろこいつよりも瞬間火力の高い戦闘機やマルチロール機もいる。対地火力はあまり高くない。
  2. F-94D バルカン砲の砲台。1門でDPS800をたたき出すので、ダメージを出しやすい。空対空ロケットを装備している。ドイツの空対空ロケットよりも1発あたりの火力が高く、リロード時間が長い。ただし、機体性能は低いため扱いにくい。火力が高いことに注意する機体。
  3. Me 262 HG 2 速度、高度、火力、どれをとっても不満の無い機体。爆弾と空対空ロケットを同時に装備できる。30mm4門に加えて空対空ロケット装備なので、ヘッドオン厳禁。爆弾は装備するプレイヤーと外すプレイヤーがいるが、空対空ロケットだけは装備した方が良い(ロケット弾装備による速度低下よりも、ロケット弾を撃てるメリットが大きいため)。
  4. Antonov M ミッションクリアの報酬機体。ミッション期間は終了しているため、入手方法が無い。今までの例を見ると、いつかはプレミアムショップに並ぶだろうと予想している。ミッション期間中にプレミアムショップで購入したプレイヤーを除けば、基本的にめんどくさいミッションをクリアしたプレイヤーが使っている。このため、中身が強いことが多い。旋回時間8.6秒は、ティア9の最高値。
  5. Yak-19 低空旋回番長。間違っても1400m以下でこいつと格闘戦してはいけない。高ティアにおけるゼロ戦とイメージすると良いと思う。
  6. Me P.1092 バランス良好なドイツ戦闘機。20mm4門はこのゲームの20mmの中でも最高性能に近く、オーバーヒートこそ早いものの強力。左クリックを押しっぱなしにしてはいけない機体。重戦闘機では相手にしたくない機体。
  7. Ju 287 ティア9と10の爆撃機nerfで、今までよりは弱くなった。ただし、今でも十分脅威。特に1000kg爆弾は威力、爆発範囲ともにとても高く、地上目標の配置によっては1発で2個の地上目標を壊すことも可能。弱点としては相手拠点の駐屯地の占領がやりにくいこと。爆弾は4発装備のため、1回のリロードでは占領しきれない。今までは爆弾4発で対地攻撃、後部機銃で防衛機を撃破というやり方もできたが、今は難しい。
  8. P.228 ドイツのHG2と似通った性能。HG2よりも対地攻撃能力が高く、速度は若干低い。30mmに関してはドイツとイギリスは一長一短。DPSと発射速度はドイツが上だが、射程と弾速はイギリスが上。もちろん30mm4門装備の機体のため、ヘッドン厳禁。

 

3 終わりに

今回はマップ「台地 呪われた渓谷」について考えてみました。とにかく状況がコロコロ変わるマップです。拠点数で優位に立つ、それを維持する。これらをこなすためにはどうしたらよいかを、マップをよく見て判断する必要があります。

状況判断の練習は、ティア6に上がってきたプレイヤーならば十分にやってきたかと思います。あとはどれだけ正確な予測を行えるかと、予測した状況に即したプレイができるかです。

 

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*1:地上目標が全て残っている場合。そもそも占領ポイントに満たない数の地上目標しか残っていなかった場合には、爆撃小隊5機が到着したとしても占領出来ない。占領ポイントを取るための目標が無いためである。

*2:スコールライン前でのみ使える戦術だが、HPが少なくなっていたり、拠点間を真面目に移動するよりもリスポーンしてしまった方が早く到着できる場合に使う戦術。拠点範囲外や拠点がロックされている時間などに墜落、目標にした拠点に近いリスポーン位置からリスポーンする。メリットとしては、拠点移動時間の短縮、HPとブースト時間が満タンの状態で拠点攻略に入れるということがある。ただし、リスポーン待ちの間は対地兵装のリロードが止まるので注意。

*3:「マップを見る」とは、単純に右下のレーダーを眺めろという意味でも、TABキーで全体マップを開いて眺めろという意味でもない。TABキーとAltキーを使って、彼我の資源量、相手と味方のどの機種がどの位置に分布しているのか、双方の爆撃小隊は何機編成でどこに飛んでいてどこに向かっているのか、双方の爆撃小隊が拠点につくまでの時間、相手プレイヤー機はどこにいるのか、自分の使用機種、機体でかち合いたくない機体はどこにいるのかなどのことをマップとマッチング表から読み取り、戦況がどのように動くかを予測することをいう。

*4:相手の占領前に到着できたとしても、占領妨害するほどの価値のある拠点ではない。占領妨害するくらいなら、一度相手に取らせてから取り返した方が良い。

*5:最低限、ここに挙げた機体は覚えた方が良い。一番良いのは、全部覚えること。