World of Warplanes マップ攻略ブログ

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マップ攻略:周辺ミッション 防御線

1 はじめに

マップ攻略の第18回目、周辺ミッションの防御線です。
ティア2-7のマップです。周辺ミッションのうち、この拠点配置だけがティア7まで当たったと思います(私の記憶が正しければ)。ただし、ティア2がトップティアに来ることは無かったように思います(私の記憶が正しければ)。
ティア4-5以上は、マップの知識のほかにも機体性能の把握が重要になります。自分が使う機体とマッチングする機体の性能は、全て覚えましょう。

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図1 周辺ミッション 防御線

 

 2 マップの概要と攻略

2-1 攻略の概要

まずは攻略の考え方を確認しましょう。図2は拠点配置になります。

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図2 マップ概要

駐屯地が2個、軍事基地が2個、合計4個の拠点があるマップです。図3に示す通り、ここの重要な拠点は軍事基地2個になります。軍事基地2個の占領状態をどれだけ維持できるかが勝負の分かれ目になります。

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図3 重要拠点

レーニングモードで軍事基地1個を占領後、スコールラインまでその軍事基地を守るという事を行ってみました。プレイヤーは私一人であり、マッチングは完全なミラーマッチとしました*1。編成は戦闘機2機、マルチロール機4機、重戦闘機2機、爆撃機2機、攻撃機2機であり、相手チームのBOTの強さは全て中級という、かなり私が所属したチームに都合の良いマッチングです。その状態ですら、ギリギリで勝つか負けるか半々という印象でした。これは相手初期スポーン地点に近い軍事基地を占領し、防衛し続けた場合も同様でした。

理由は明確で、4拠点戦ということと、軍事基地の攻撃範囲にあると思います(図4)。

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図4 軍事基地の攻撃範囲

軍事基地は、隣接する拠点の地上目標に向けてロケット弾で攻撃してくれる拠点です。4拠点の場合は軍事基地同士が隣接することになりますが、軍事基地同士ではロケット弾を撃ち合いません(図4の赤い矢印では攻撃しない)。このため、お互いに軍事基地1個だけの占領状態を維持し続けた場合には、2個の駐屯地の占領状態が味方チームに来たり相手チームに来たりします。つまり、得られる資源が拮抗してしまいます。

軍事基地だけは、プレイヤーかBOTが占領しに行かなくてはなりません。そして、4拠点戦であり、どの拠点も得られる資源は5秒ごとに3ポイントと差がありません。このため、3-4拠点の占領状態を長く維持することが勝つためには必要になります。この3-4拠点の占領状態を楽に作る方法が、軍事基地2個の占領状態の維持になります。
軍事基地2個の占領、維持に重要になるのが、マップ中央部分の空白地帯の使い方です(図5)。

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図5 空白地帯と対地機体

図5-1は図4と重複しますが、軍事基地の攻撃範囲を示した図です。図5-2はマップの空白部分を紫で網掛けしました。図5-3は軍事基地へ向かう対地機体の動きを示しました。図5-4は空白地帯と対地機体の動きを重ねたものです。

軍事基地を占領する際には基本的に対地戦闘と対空戦闘の両方が必要になりますが、空白地帯で対地機体をシャットアウトするのか、軍事基地の拠点範囲内で落として占領ポイントを回復させるのか、空白地帯での戦闘を回避して軍事基地を占領しに行くのかの判断が重要になります*2

 

このマップにマッチングするティア帯はプレイしているプレイヤーの数も多いです。このため、BOT機の動きを考察することにどこまで意味があるのかと言われると返答に窮するところでもあります。ですが、知っておいて損になる情報では無いと思います。BOT機が多いマッチングでもプレイヤーが多いマッチングでも、マップを攻略する際の考え方は同じです。

 

※ 初動で攻める軍事基地について

繰り返しになりますが、このマップは軍事基地を如何に占領するかが重要です。特にプレイヤー操作の対地機体が居ない場合や、いても対地能力があまり高くない機体を使用している場合などもあります。マッチしたら、まずは編成を確認しましょう。自分の使用機体とマッチングを考慮し、近い軍事基地に先に行くのか、遠い軍事基地を落としに行くのかを考える必要があります(図6)。

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図6 遠い軍事基地を落としに行く場合

遠い軍事基地を落としに行く場合、図6の黄色で示した軍事基地を味方に占領してもらう必要があります*3。薄い青で示した軍事基地を占領できた場合はかなり有利になりますし、相手の対地機体がBOTであった場合、ひたすら初期スポーン地点に近い拠点に攻めてきます(プレイヤーからの指示が無かった場合)。このため、相手対地機体を撃破しつつ占領を維持できた場合には、相手の対地機体を完全にシャットアウトすることが出来る可能性はあります。

 

2-2 進軍ルート解説

以降の解説は、戦闘機2機、マルチロール機4機、重戦闘機2機、攻撃機2機、爆撃機2機という、最もスタンダードであろう編成の場合です。プレイヤー機が多い場合には、これからズレる可能性があることを念頭に置いてご覧ください。

 

それでは、進軍ルートです。初動ですが、BOT機は図7のようなパターンで動く場合が多いようです。

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図7 BOT機の初動パターン

矢印に付けてある数字は、プレイヤーからの指示が無かった場合にその拠点に向かうBOT機体の数です。実線の矢印で割り振られた数の機体以外が破線で動く印象です*4図7をご覧いただければわかる通り、重戦闘機と対地機体は軍事基地を中心に動きます。対地機体は爆撃機2機と攻撃機1機が近くの軍事基地に向かう場合もあれば、爆撃機1機と攻撃機2機の場合、4機とも全て向かってくれる場合もありました*5。重戦闘機も、2機とも近くの軍事基地に向かう場合もあれば、遠くと近くで1機ずつの場合も、2機とも遠くに向かう場合もありました。機種を問わず向かう機体の合計数で見ると、以下の関係があるようです。

  1. 近くの駐屯地に3機(戦闘機とマルチロール機)
  2. 遠くの駐屯地に0-2機(戦闘機とマルチロール機)
  3. 近くの軍事基地に4-6機(マルチロール機または戦闘機と対地機体、重戦闘機)
  4. 遠くの軍事基地に2-3機(重戦闘機とマルチロール機と対地機体)

このため自分がどこに向かうかは、試合開始と同時にAltキーを押して味方BOTがどのように進軍するのかを確かめてから動くか、近くの軍事基地を手早く落としに行くのが良いと思います。低空型の機体であっても、初動であり味方スポーン地点近くの軍事基地であれば、相手の機体が到着するまでに防衛機を撃墜することは可能です*6低空機を使って軍事基地で戦うにはコツが要りますが*7、防衛機の相手であれば出来ないことは無いです。マルチロール機も同様です。対地能力次第とも言えますが、まずは味方対地機体(特に爆撃機)にとって脅威となる防衛機を排除、その後に対地機体が壊し損ねた地上目標を対地兵装を用いて破壊するというのがやりやすいかと思います。

逆にそこまで出来ないなと思った場合には、近くの駐屯地を占領後、すぐに遠くの軍事基地に行くことも検討しましょう。遠くの軍事基地には、相手の攻撃機が居る可能性が高いです。相手の攻撃機を拠点ロック時間外に拠点範囲内で落とせるかどうかは、どれだけ駐屯地を素早く落とせるかと運次第になります。ですが、味方チームが占領できる可能性の高いスポーン地点近くの軍事基地で落とされるよりはマシです。ただし、軍事基地を取れないと勝利は遠のきます。

対地機体を使っている場合には、近くの軍事基地に行くのを強くお勧めします*8。遠くの軍事基地には、相手の対空機体が複数います。特に重戦闘機が2機居た場合には、何もできずに落とされる場合もあります。個人的には、確実に近くの軍事基地を占領した方が安定すると思います。

 

初動が終わった段階で、図8のような占領状態になっていることが多いと思います。

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図8 初動後の占領状態

この後は相手に占領された軍事基地をどうやって占領するか、味方が占領した軍事基地をどう守るかを考えながら、状況判断しましょう。TABキーとAltキーを使った情報収集は大事です。ひとつの方針として、対地機体は軍事基地を占領しに行く、対空機体は味方の対地機体を無事に軍事基地までエスコートする、これを意識すると良いと思います。極論になりますが、軍事基地を占領しているだけで相手に占領された駐屯地は占領出来ます。もし味方機が誰も駐屯地へ行かなければ、相手は軍事基地に削られた占領ポイントを回復することが出来ません(占領ポイントを回復する手段が、相手チーム機を拠点範囲内で落とすことのみのため)。もっとも、BOTは向かってしまうのですが。

 

初動のあとのBOTの動きは、図9の通りになります。

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図9 初動後のBOTの動き

薄い青と赤の実線矢印はマルチロール機と戦闘機を示し、濃い青とオレンジの実線矢印は爆撃機を示しています。オレンジと濃い青の破線矢印は攻撃機を、薄い青と赤の破線矢印は重戦闘機、マルチロール機、戦闘機を示しています。軍事基地の占領までに落とされていた場合には、対地機体は自分たちのチームが占領していない軍事基地に向かい、マルチロール機と戦闘機はリスポーン地点から近い拠点を守ろうとする場合が多いです(相手チーム機が拠点範囲に入っていた場合)。

ここで注意するのは、薄い青と赤の破線矢印で示したルートを取る機体です。軍事基地から軍事基地へ向かう機体を狙ってきます。このマップ、リスポーンは初期スポーン地点からしかできません。軍事基地から軍事基地へ向かう機体を撃墜されてしまうと、非常に困ります。味方の対地機体が落とされて相手に占領された軍事基地を奪取する時間が掛かるというのもその通りなのですが、軍事基地間を移動する機体を撃破した後は味方が占領した軍事基地に向かってきます。そして、落とされた機体が対空機体であった場合、リスポーンしたあとは軍事基地を守りに行ってしまいます。守ってくれれば良いのですが、プレイヤー機が味方の軍事基地に入ってしまった場合や機体同士の相性が悪い場合、味方が占領した軍事基地の拠点範囲内で落とされてしまい、相手が軍事基地を占領する速度を上げてしまいます。

自分が軍事基地から軍事基地へ向かう際も同様です。相手の対地、対空機体を問わず、なるべく落としておくことは重要です。この空白地帯でどこまでやるかは状況次第です。空白地帯で戦っている時間が長くなるということは、自分が拠点の攻撃に関わる時間が短くなるという事です。軍事基地から軍事基地へ向かう機体は全てシャットアウト出来たものの、リスポーンしてきた相手を捕捉できずに味方の軍事基地を占領されましたでは本末転倒です。マップを良く見てどうすれば軍事基地を2個とも味方チームのものにできるかを考えましょう。

 

あとは、コレの繰り返しです。自分の周りに敵機が居る場合はどうしようもありませんが、なるべく細目にTABキーとAltキーを使って戦況を把握しながら動きましょう*9

 

最後に参考動画です。途中からは、相手をそもそも軍事基地に入れないという、かなり意地の悪い方法で戦ってます。ですが、軍事基地を2個占領した段階でかなりのアドバンテージを得ることができるというのは見て取れると思います。

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2-3 拠点の地上目標の配置

各拠点の地上目標の配置についてです。地上目標の種類ごとに色違いの枠で囲みました。攻略する際のご参考にどうぞ。
各拠点の画像は、図10の矢印を付けた方向から撮影しました。

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図10 撮影方向

 

・駐屯地(北東)

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図11 駐屯地(北東)の地上目標配置一覧

紫が15ポイント(テント4個)、黄色が20ポイント(低高度用対空砲)、薄い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が30ポイントです。

・駐屯地(南西)

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図12 駐屯地(南西)の地上目標配置一覧

紫が15ポイント(テント4個)、黄色が20ポイント(低高度用対空砲)、薄い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が30ポイントです。

 

・軍事基地(南東)

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図13 軍事基地(南東)の地上目標配置一覧

黄色が20ポイント(低高度用対空砲)、薄い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が80ポイント目標です。

 

・軍事基地(北西)

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図14 軍事基地(北西)の地上目標配置一覧

黄色が20ポイント(低高度用対空砲)、薄い青が20ポイント(高高度用対空砲)、緑が20ポイント(テント8個)、赤が80ポイント目標です。

 

2-4 注意すべき機体

ティア5-7の注意すべき機体を書いておきます。プレイヤー操作であれば特に要注意です*10

ティア5

  1. SE 100 課金機体。火力に全振りした機体。特に後部機銃がヤバい。20ミリ1門だが、スキルや拡張パーツで強化すると射程1000mまで伸びる。かといって前方機銃も20ミリ4門なので火力が高い。機体性能はあまり高くないので、死角から仕掛けると良い。間違ってもHPが豊富に残っているコイツを後ろから追いかけてはいけない。
  2. Bf 109 E 高度、速度、火力ともに良好。瞬間火力は重戦闘機レベル。オーバーヒート自体は早い。高高度で戦うならば、全てのバランスが整っていて性能的な意味での死角が無い。また、スペシャリスト化するとエンジンに2個、機体に1個の強化パーツを装備可能。速度を上げながら旋回性能も上げるというビルドも可能。正直F型よりも使いやすい。
  3. Yak-7 射程900mの37ミリ砲が痛い。気づいてないところからやられる原因No.1。旋回性能も悪くない。ロケットは対地攻撃するには微妙な火力なので、空対空ロケットとして使用する人も居る。ただし、速度や最適高度はそれほど高くない。
  4. 日本機 低空旋回番長。間違っても真っ向勝負の低空旋回戦を仕掛けてはいけない。
  5. A6M3(exp.) 30ミリ2門装備のゼロ戦。通常ツリーのゼロ戦よりも0.1秒だけ旋回が遅いが、誤差。ティア5-6あたりの速度であれば、適当に撃っても30ミリがガシガシ当たるので注意。
  6. P-38F 速度、高度、火力とどれも良好。特に速度は上から数えた方が早いレベル。37ミリを当てれるかどうかが分かれ目。
  7. P-40 12.7ミリ6丁だが、継続火力が高い。Bf 109 Eよりも旋回性能が少し低く、高度性能も少し低い。ただし、重戦闘機で食いつかれた時の継続火力は厄介。こっちを頻繁に燃やしてくるので注意。
  8. XP-44 爆弾通り魔、または自衛機能付き低高度用高速爆撃機。ブースト時間も長く、ブーストさえ残っていれば無理矢理2000m付近も飛べてしまうし、600km/hを超える速度で移動する。スペシャリスト化して外部兵装の消耗品、スキルを取れば、50ポイントまでは爆弾1発で壊せる(ティアトップで当たった場合)。爆弾は2個装備しているが、40秒ちょっとでリロードする。中立の軍事基地、採掘施設ならコイツ一人で占領出来たりする。ただし、対空戦闘能力は低い。
  9. Hurricane II 20ミリ4門、リロードの早いロケット弾4発を装備してるヤバいやつ。XP-44とは異なり、対空戦闘能力も高い。ただしロールは遅いので、格闘戦出来る相手かどうかは選ばなきゃダメ。
  10. Spitfier I 中高度戦闘機。Bristol 146を順当に進化させた性能。ゼロ戦よりもこっちの方がしっくりくるという人も居る。
  11. Beaufighter 機体性能はそれほどでもないが、対地、対空ともに高火力。とくに旋回機銃は360度に撃てて攻撃力もある。
  12. Pe-2 BOT操作は脅威ではないが、爆弾4発搭載の爆撃機の扱い方がわかっているプレイヤーが使うと強い。ちなみに私は使ってないので、あくまでも相手にしたときの感想で書いている。
  13. IL-2 扱い方を知ってるプレイヤーが使うと強い。軍事基地、採掘施設、指令センター、駐屯地は、コイツに侵入されると1分持たずに占領される(占領妨害が無い場合)。後部機銃が無いのと遅いのがネック。

ティア6

  1. XP-54 イベント報酬機体。37ミリ2門に12.7ミリ2丁の装備だが、かなり良く当たる。そのうえ、曲がらないマルチロールより曲がる、加速がティア7レベル、最適速度が700km/hを超える、高度も上から数えた方が早いと、なんでティア7じゃないの?と不思議に思う機体。基本的にマラソンミッションをクリアした人が乗ってるので、中身も強いことが多い。最近のアップデートで、ティア7戦に放り込まれる確率が上がった機体。
  2. F4U-1 20ミリ4門にロケット8発。速い、火力ある、当てやすいと結構良い機体。ついでにエンジンパワーも高いので、最適高度をオーバーしても直線飛行だけなら可能。降下して速度を乗せるためにも、無理矢理高度を取ってしまうのも手。
  3. Yak-9 Yak-7のティア6バージョン。見かけたら落としておくのが良い。
  4. Me 410 火力、速度、高度、どれをとっても非常に高い強力な機体。ティア6の重戦闘機はこれで良いんじゃないか?って機体だったのだが、その座をXP-54に奪われた。ただし、30ミリ2門、20ミリ2門、7.92ミリ2丁の火力は高い。ロケット弾を4発積んでいる分、XP-54よりは対応力があるとみることも出来る。
  5. Do 217 M 機体を使い捨てることになるが、低空爆撃すると強い。爆弾8発装備なので、空港と滑走路以外は1機で占領可能。
  6. Fw 190 A-5 マルチロール機と言い張っている重戦闘機。扱いも重戦闘機と同様で良い。対地兵装も40ポイントは取得できるだけ積んでいるため、対地攻撃も絡めて戦うと良い。速度保持は悪い。そして縦旋回が非常に遅い。
  7. Spit.V DB605 課金機体。ドイツに鹵獲されたSpitfier Vという設定。Spitfierの機体性能そのままに2000mまで上がれるようになった。ただし、エンジンがよく壊れる。1試合で2回、3回壊れることもある。
  8. Tornado 特別パイロットを乗せてると強い。ロケット弾は6発という微妙な数。全体的にHurricane IIの正当進化。
  9. Ki-102 57ミリ1門、20ミリ2門、爆弾2発。57ミリは高い確率でどこかしら壊してくるので注意。機動性はティア6重戦闘機で最高である(XP-54と同じ)。ちなみに、私は使ってないので相手にしたときの印象。
  10. A6M5 ティア6のゼロ戦。特別パイロットを乗せるとかなり強い。旋回性能をさらに上げるか、通常パイロットと同じ旋回性能で速度を上げている場合が多い。そもそも特別パイロット自体がマラソンミッションの報酬なので、クリアして取得した人が使っているというのもある。
  11. Ki-61 中高度機。1500mまでが最適高度。日本機だから高度上げれないだろうと思ってると痛い目にあう。機首装備なのもあるのか、20ミリの命中率が良い。ただし、特別パイロットを乗せたA6M5に食われた感はある。
  12. IL-2(t) IL-2に後部機銃が付いたバージョン。
  13. Pe-2 M-82 Pe-2の進化型。ソ連爆撃機は使用してないので、あくまでも相手にしたときの感想。
  14. La-5 中高度機。Spitfierよりも若干旋回性能は低いが、ロールが早い。武装も20ミリ3門ではあるが、十二分な火力がある。ここからのLa系の機体の特徴だが、最高最適高度を超えても性能の低下が緩やか。使ってみると意外と使いやすい。コイツにも特別パイロットがいる。

ティア7

  1. XP-75 課金機体。あまり見かけないが、12.7mmを10丁装備している。射程こそ短いものの、かなりの攻撃力がある機体。ティア7重戦闘機としてみると、HPはそれほど高くない。旋回性能は、ティア7重戦闘機でトップ(13.1秒)。
  2. F4U-4 F4U-1を順当に強化した機体。ティア7機体は、総じて強い。
  3. P-51D 12.7mmを6丁装備しているマスタング。ティア6と違い火力があるので注意。ただし、射程は短い。
  4. B-32 絨毯爆撃してくる上に全身に12.7mmの防御機銃を装備している要塞。前方機銃の12.7mmよりも威力が高いうえに、射程も強化無しで700mある。重戦闘機であっても、HP差を考えて攻撃しないと返り討ちにされる。
  5. Yak-9U Yak-9のティア7バージョン。見かけたら落としておくのが良い。
  6. IL-10 ソ連攻撃機にしては速度、機動性が良好な代わりに、耐久力がやや低い機体。とはいえ、攻撃機として文句は無いレベルの耐久力はある。対地兵装はIL-8と同様なので対地火力も高い。積極的に仕掛けるものではないが、前方兵装が23mm4門のため、相手を選べば空中目標を落とすことも可能。
  7. Tu-1 課金機体。Yakを重戦闘機にした感じ。旋回性能と速度性能はティア7重戦闘機で最低だが、耐久力はトップ(700HP)。ブースト時間は長い。
  8. Ju 288 A 機体を使い捨てることになるが、低空爆撃すると強い。威力5000の爆弾8発装備なので、空港と滑走路以外は1機で占領可能。
  9. Bf 109 Z 30mm4門を装備した重戦闘機。ドイツ重戦闘機なのに旋回性能も悪くない(14.4秒)。HPはティア7重戦闘機で最低。
  10. Ki-84 疾風。高度1800mと、日本機とは思えないくらい高いところに行ける。機動性もSpitfireと同じ。30mm2門と20mm2門が強力。
  11. Typhoon Tornadoを順当に進化させた機体。20mmの射程も威力も伸びている。ロケット弾も8発装備になるので、20ポイント地上目標を2個破壊できるだけの装備になった。
  12. VB 10 課金機体。ヨーロッパ諸国の機体のため、国籍変更が出来る。20mm4門と12.7mm6丁を装備しているので火力が高い。旋回性能もティア7重戦闘機No.2(13.5秒)。
  13. Spitfire XVI バージョン2.1.12で追加されたプレミアム機体。ツリー機体のSpitfire IXと比べると、こちらの方がロールが早くて最高最適高度が100m低い。だが、この機体の真価はそこではない。翼内砲のくせに良く収束する機銃、最適高度が黄色からでもスッと加速するブースト性能、2000m以下ならば格闘戦できてしまうエネルギー保持の良さ、2000-2400mでも意外と動ける意味不明な高度適性。もっとも、高度適性は落とし穴でもある。速度が乗ってしまうものだから、ついつい上に追いかけてしまい、相手の目論見通りに吊り上げを食らってしまう。私もこの前やった。

 

3 終わりに

今回はマップ「周辺ミッション 防御線」について考えてみました。軍事基地の攻略を中心に考えて状況把握を行うことが大事なマップだと思います。ティアが高くなれば高くなるほど対地攻撃が重要なマップが増えてきます。状況把握は大変ですが、重要な拠点が決まっているため、ある意味シンプルとも言えます。ティアが上がれば上がるほど、対地攻撃まで考えた状況把握は重要になります。このマップに当たった時には、是非そのあたりも意識してみると良いと思います。

 

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*1:戦闘機を使用、ティア5にて試行した。

*2:資源で大幅に離されることを回避し軍事基地を占領するための時間稼ぎを行う意味合いや、軍事基地からの攻撃を受けても試合終了までに1拠点か2拠点の維持で十分勝てる資源状態であれば、落とし難い軍事基地よりも落としやすい駐屯地を狙うのも手である。ただし、軍事基地から駐屯地への攻撃が行われる以上、軍事基地を中心に戦略を立てないと勝つことは難しい。

*3:図6は東スタートの場合。西スタートの場合は、薄い青と黄色で示した軍事基地を入れ替えて読んで欲しい。

*4:レーニングモードにて数回試行。試行回数は正確に数えていなかったが、5-6回程度。

*5:3機で向かうことが多い印象。

*6:逆に言えば、相手の高高度機や中高度機が居る状態で高度オーバーで戦うのは辛い。

*7:拠点到着までに高度を上げておく、速度を落としすぎないようにする、吊り上げられないようにするなど。

*8:対地機体を使っているプレイヤーが複数いる場合は別。駐屯地 → 遠い軍事基地とするのも手。

*9:配信や動画を見る際には、その人がどのタイミングでマップを開いているのかにも注目すると良い。マップを開いて何を読み取るかも重要なテクニックではあるが、マップを開くタイミングも重要なテクニックである。

*10:最低限、ここに挙げた機体は覚えた方が良い。一番良いのは、全部覚えること。