World of Warplanes マップ攻略ブログ

Wargaming社が運営するオンライン対戦ゲーム World of Warplanesの攻略ブログです。

マップ攻略:古い要塞 危険地帯

1 はじめに

マップ攻略の第一回目、古い要塞の危険地帯です。マップ名は、【「マップの大分類」「拠点配置」】という形式で名前が付けられているようです。

 

f:id:kou1983_2:20210809194146j:plain

図1 古い要塞 危険地帯
ティア1-3でのみマッチングするマップ。滑走路の使い方が重要。

 

古い要塞というと、ティア1-3までがマッチングするマップですよね。少なくとも私はティア4でここに当たった記憶はありません。そして、さっさと通過してしまうために忘れ去られてしまうマップでもあります。
ただし、このマップ。「リスポーン地点の選択」ということを学ぶ意味では、なかなか良いかと思います。リスポーン地点の選択ということだけに目を向けると、他のマップにも応用が効きます。もっとも、このマップを解説すると古い要塞の残り二つの拠点配置で言うことが無くなるんですけどね(苦笑)
ハイそこ。低ティアなんて適当に飛んでても勝てるなんて言わない。一応このブログの中心部分だからさwww

2 マップの概要と攻略

2-1 対空機体について

まずは対空機体(戦闘機、重戦闘機、マルチロール機)からいきましょう。図2は拠点配置になります。

f:id:kou1983_2:20210809195811j:plain

図2 マップ概観

両チームとも、初期スポーン地点すぐ近くに駐屯地と滑走路が配置されています。そして滑走路に挟まれるように駐屯地がひとつです。
さて。これを読んでくださっている皆様には、このゲームを始めたばかりの頃を思い出していただきたいのですが、どこの拠点に向かっていましたか?私は図3のように近くの拠点に向かっていました。

f:id:kou1983_2:20210809200211j:plain

図3 初動で向かう拠点
正直、初動でこれは間違いだと思う。

正直なところ、私はこれは間違いだと思います。初動で向かう場合は近いからという理由でしょうけど、両チームのBOTも含めた戦力が集まります。つまり激戦区ですね。ただし、激戦区になる割には得るものが少ないです。理由としては、占領ポイントから考えて、駐屯地を守り切ることは不可能です。戦っていれば大なり小なり消耗します。しかも、相手のリスポーン地点のすぐ近くです。敵機を落としたところでドンドン相手の増援がきます。となると、いつかは磨り潰されます。そしてBOTのAIは、近い拠点を占領しようとするタイプと滑走路を占領しようとするタイプがいるように感じています(公式が言っていることではなく、あくまでも私の経験上の話ですが)。
ではどうするかという話ですが、滑走路を利用しましょう。滑走路を利用するためには、滑走路を占領する必要があります。滑走路は拠点配置をみるとわかる通り、スポーン地点から近いところと遠いところがあります。相手はスポーン地点から遠い滑走路に初動で来るには時間がかかります。仮にスポーン地点から遠い滑走路に向かったとしても、スポーン地点から近いチームが占領するだけの時間はあります。そして滑走路を占領するとどうなるかというと、図3のようになります。

f:id:kou1983_2:20210809202630j:plain

図3 リスポーン地点
滑走路を占領することでリスポーン地点を選択可能になる。このマップならば、リスポーン地点を選択することで二つの駐屯地に増援を送り込みやすくなる。

初期スポーン地点からリスポーンすれば西の駐屯地へ、滑走路からリスポーンすれば中央の駐屯地へ増援を送り込みやすくなります。そうなると、滑走路を含む駐屯地2個を維持しやすくなります。つまり、4拠点中3拠点を維持しやすくなります。なるべく早く3拠点を維持して資源で差をつけておけば、勝ちやすくなります(たまにひっくり返されるけどw)。
個人的に考える理想的な進軍ルートとしては、図4のようになります。

f:id:kou1983_2:20210809203252j:plain

図4 理想的な進軍ルート
③は状況次第。南の滑走路に相手チーム機が大量にいるのに突っ込むのはNG。もちろん、③に入る段階でリスポーンするなら、初期リスポーン地点を選択してOK。

相手側の滑走路はなるべく早く奪い取りたいものの、相手機が滑走路に大量にいる可能性もあります。その場合はおとなしく駐屯地2個と滑走路1個の維持に努めましょう。戦いは数です。数で負けてるところに突っ込んでも、タコ殴りにされて終わりです。そうして滑走路に防衛機以外がいなくなるタイミングを見計らって奪いに行きましょう。その際には、駐屯地を取り返されても気にしちゃいけません。相手のリスポーン地点を限定して戦場に到着するまでの時間を引き延ばす。その引き延ばした時間でチームにとっての有利を作る。これが肝です。

2-2 対地機体について  

次に対地機体(攻撃機爆撃機)です。一応爆撃機とも書きましたが、SBはこのマップに当たるのかな?申し訳ないですが、そこはちょっとわかりません。個人的にはこのマップで爆撃機を相手にしたことは無かったような気がしますが。
対地機体でも、基本的には対空機体と同様です。如何に自分たちのチームが戦場に到着し易く、相手チームが戦場に到着し難い状況を作るかです。ただし注意しなければならないのは、低ティア攻撃機の対地能力と自衛能力が低いこと、中立以外の滑走路を単機で占領することが不可能なことです。
正直なところ、味方の対空機体に合わせて動きましょうということになります。駐屯地も滑走路も、中立であれば90ポイントで占領できます。相手からの占領妨害が無い状況であれば以下の通りに対地目標を壊して占領ポイントを獲得することで、占領をアシストできます。

  • 15ポイントから20ポイント取得 → 防衛機2機で占領可能
  • 40ポイント取得 → 相手チーム1機、または防衛機2機で占領可能
  • 50ポイント取得 → 防衛機1機で占領可能

対地目標のポイントと外観については、図5-7をご覧ください。

f:id:kou1983_2:20210809213223j:plain

図5 15ポイント目標
丸部位が4つの対地目標。対空機銃の三角形や五角形も丸部位扱い。基本的に機銃で破壊可能。もちろん、対空機体との連携を前提にして対地兵装(爆弾 or ロケット弾)で手早く壊すか、他の耐久力が高い目標に対地兵装を割り振るかは状況次第。

f:id:kou1983_2:20210809213337j:plain

図6 20ポイント目標
丸部位が6つまたは8つ、四角部位が2つと丸部位が2つの対地目標。対空機銃の三角形や五角形も丸部位扱い。丸部位は機銃で破壊可能、四角部位も機銃で破壊可能だが、かなり時間が掛かる。対地兵装を使って壊すのが良い。

f:id:kou1983_2:20210809213612j:plain

図7 30ポイント目標
丸部位3つ、四角部位3つ。基本的に対地兵装で壊す。丸部位を機銃で壊して対地兵装を節約することも可能ではあるが、確実に壊すことが重要。

このマップのみならずどのマップでもそうですが、対地機体を使用する際には自分が使用する機体の対地兵装をどれだけ打ち込めばどの目標を壊せるかを知ることが重要です。例えば、爆弾4発を持っている機体の場合。20ポイントは丸二つを機銃で壊して爆弾1発で壊す、30ポイントは爆弾2発で壊すなどです。対地兵装は機銃とは異なり、打ち切ったら数十秒かかるリロードが必要になります。また、Vキーを使うと打ち切っていなくてもリロードができます。次の拠点へ移動する時間をリロード時間に当てるのが良いでしょう。また、トップティアでマッチングしたのか、ボトムティアでマッチングしたのかも重要です。対地目標の耐久力はトップティアに合わせて設定されます。ティア1-2で組まれたマッチングとティア2-3で組まれたマッチングでは、同じ30ポイント目標であっても耐久力が変わります。ティア1-2のマッチングならティア2の耐久力になりますし、ティア2-3のマッチングならティア3の耐久力になります。ティア2の耐久力なら爆弾2発で壊せた場合でも、ティア3の耐久力になると爆弾2発では壊せないということも起こり得ます。ボトムでマッチした際には、機銃を併用して壊すなど工夫が必要になります。
先ほどからきっちり壊せとしつこく書いているのも、ちゃんと理由があります。対地目標から占領ポイントを取得する場合、最後の部位を壊したチームに占領ポイントが入ります。中立拠点を占領する場合には重要です。拠点占領を行っているつもりになってるだけで、実は相手の占領をアシストしていただけなんて状況も起こり得ます。逆に相手が壊しきれなかった対地目標は狙い目です。本来なら対地兵装を割り振る必要がある対地目標でも、壊れかけだから機銃だけで壊せたなんてこともあります。
次に相手拠点を占領する場合ですが、これも対地攻撃は重要です。駐屯地も滑走路も120ポイントで占領できます。中立の時と同様に、いくつの占領ポイントを取得すれば強力なアシストになるのかを書き出してみます。

  • 40ポイント取得 → 防衛機2機で占領可能
  • 60ポイント取得 → 相手機1機、または防衛機2機で占領可能
  • 80ポイント取得 → 防衛機1機で占領可能

このティア帯(マップ)ではまだ必要とは思えませんが、拠点に侵入する方向が重要なこともあります。まずは狙った占領ポイントを取得する、対地目標を確実に破壊するということを練習しましょう。爆弾を落としたり機銃で破壊するにも、細かなノウハウはあります。低ティアのうちにそのあたりを練習しましょう。

2-3 高低差

このマップは高低差があるため北側に配置されると若干プレイしにくいです。高低差を見やすくするために北の滑走路から見た場合の拠点の高度を見て見ます(図8)。

f:id:kou1983_2:20210809221444j:plain

図8 北の滑走路から見た高低差
大体の拠点の高度に線を引いた。北の滑走路が最も低く、南の滑走路が最も高い。

ご覧の通り、北の滑走路が最も高度が低い位置に配置されており、南の滑走路が最も高度が高いです。中央の駐屯地はその中間くらい。北から出撃すると、戦場に到着したときには相手や防衛機の方が高度が高いことが多々あります。拠点についてから無理な角度で上昇して失速などしないようにしましょう。移動中に高度を上げるか、最初は相手の攻撃機を狙ったり、マルチロール機であれば対地攻撃してから高度を下げてきた防衛機または相手機と戦闘するなりするのも手です。

 

3 まとめ

今回はマップ「古い要塞 危険地帯」について考えてみました。それでは、ここまでのことをまとめます。長々と書きましたが、対空機体でも対地機体でも相手には戦場に到達する時間を長くする、味方は戦場に到達しやすくするという観点から攻略していくのが良いと思います。そうやって3拠点の維持に努める、滑走路2個の確保に努めるというお話でした。

この記事に使用した画像はウォーゲーミングジャパン株式会社が権利を所有する著作物を利用しております。また、画像は説明のために切り抜き、書き込みなどの改変したものがあります。© Wargaming.net