World of Warplanes マップ攻略ブログ

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マップ攻略:焦土 最先端

1 はじめに

マップ攻略の第12回目、焦土の最先端です。
ティア2-6のマップです。ただし、ティア2がトップティアに来ることは無かったように思います*1
ティア4-5以上は、マップの知識のほかにも機体性能の把握が重要になります。自分が使う機体とマッチングする機体の性能は、全て覚えましょう。

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図1 焦土 最先端

 

 2 マップの概要と攻略

2-1 攻略の概要

まずは攻略の考え方を確認しましょう。図2は拠点配置になります。

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図2 マップ概観

マップ中央に採掘施設が1個、東西に滑走路が2個、合計3個の拠点があるマップです。目指すべき占領状態は、採掘施設と滑走路1個の占領となります。

まずは最先端でよく見られる拠点占領状況を書き出してみます。これは図3の通りです。ただし、図3ではどちらかのチームが3拠点全てを占領した場合については省略しています。

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図3 拠点の占領状態一覧
全拠点占領は省略した。赤と青の半々のものはどちらかが占領している状態を示し、黄色はどちらのチームも占領の最中であることを示す。

図3-1がお互いに滑走路を1個づつ占領して採掘施設は争奪戦の最中、図3-2と3-3は滑走路1個と採掘施設を占領した状態、図3-4が採掘施設だけ占領出来ている状態です。このマップの場合、初動の決着がついた時点で図3の状態のどれかになる可能性が高いです。見ての通り拠点と拠点の距離が近いマップです。重要なのが採掘施設であることは間違いないのですが、その両脇の滑走路の取り扱いも重要になります(図4)。

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図4 滑走路の取り扱い
滑走路を2個とも占領すると、そこから対地機体がリスポーンし、採掘施設に向かう。

滑走路を占領すると、BOTの対地機体はそこからリスポーンするようになります。ただし、個人的にはプレイヤー操作の対地機体は初期スポーン地点からリスポーンした方が良いと思います。理由は単純です。初期スポーン地点から出撃すると、50ポイントと80ポイントを直線で攻撃できる侵入ルートを取りやすくなります(図5)。

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図5 80ポイントと50ポイント
薄い青で×印を付けた地上目標が、50ポイントと80ポイントである。

滑走路からのリスポーンに比べると移動距離は増えますが、高ポイント目標を壊しやすい方が利点は多いかと思います*2。状況を見て使い分けましょう。
では対地はBOTに任せて滑走路をひたすら守るかとやってしまうと、これまた厳しい状況になる可能性が高いです。一度でも滑走路を相手に取られてしまうと、相手が採掘施設を取るまでに築いたリードを取り返されてしまったり、仮にまだリードがある状態でもそれを埋めらてしまいます。重要拠点の状況を把握しつつ全体の状況を見る、そして次はどういう状況になるのかを予測しながら戦いましょう。
長々と書きましたが、攻略方針をまとめると2つです。

  1. まずは採掘施設を占領する
  2. 滑走路2個を占領してから採掘施設を占領する

個人的には1番を推しますが、このマップのように中央に採掘施設が配置されている場合は事故が起こることがあります。例えば、相手がとんでもない速度で占領してしまったり、拮抗しすぎて占領に時間が掛かってしまうなどです。その場合は、速やかに2番に移行した方が良いと思います*3。占領状態が拮抗しすぎた状態や、相手に採掘施設を落とされてしまったのにこだわり過ぎていると、いつの間にかひっくり返せないリードを作られてしまいます。初動で採掘施設を攻撃する際には、自分の機体の役割に徹した方が良いと思います。高度を落としてまずは爆弾やロケット弾で対地攻撃、それから高度を上げて空戦しようって重戦闘機をよく見かけますが、ハッキリ言うとこのティア帯の重戦闘機の上昇力では非常に難しいです*4このゲームは、試合中に爆弾やロケット弾を打ち切っても機体は軽くなりません。ガレージを出た時点で性能は固定されます*5
では、具体的な攻略に入ります。


2-2 進軍ルート解説

まずは初動です。先に説明した攻略方針のどちらで行くのかによって動きが変わると思います。ただし、どちらにしても対地機体は採掘施設に行くべきです(図6)。

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図6 初動
薄い青と赤が対空機体、濃い青とオレンジが対地機体の動きを示す。滑走路に攻撃する場合は、点線の方が若干距離が長い。

・重戦闘機
初動は採掘施設をお勧めします。目的は相手爆撃機の迎撃です。採掘施設では爆撃機を自由にさせると厄介です。特にこのマップでは南スタートのチームであれば50ポイント、30ポイント、80ポイントを、北スタートのチームであれば50ポイント、80ポイント、30ポイントを直線で破壊して行けます。相手爆撃機に自由に爆撃されると非常に困ります。特にBOT爆撃機は、プレイヤーの指示が無かった場合には、2機とも採掘施設に来ます。相手の対地戦力を減らしつつ、なるべく採掘施設の範囲内で撃墜して占領ポイントも稼ぎましょう。これが第一目的です。対地攻撃は、爆弾やロケット弾を持っていても高高度の安全を確保した後です。
初動で滑走路に行くなら普通に戦いましょう。ただし、滑走路は空港と違い防衛機(軽)しか出ません。防衛機とはいえ、戦闘機と格闘戦を行うことは無理です。

・高高度型の戦闘機
採掘施設に行く場合、目的は相手重戦闘機の迎撃です。相手の重戦闘機に自由に暴れられると、味方の爆撃機は対地攻撃を出来ずに全滅させられます。高高度型の戦闘機は重戦闘機のアンチ機体のような性能をしています*6。また、このティア帯であれば爆撃機の迎撃も視野にいれて良いです。重戦闘機を迎撃後は爆撃機の相手をしても良いと思います。ただし、BOT操作の重戦闘機やソ連爆撃機は急降下で逃げることが多い印象です。追いかけるのに夢中になって低空に降りてしまい、そこで速度を失わないように気を付けましょう。低空で速度を失えば、相手の低高度型戦闘機に絡まれます。もちろん、高高度であっても油断は禁物です。相手の高高度型戦闘機に先手を取られないように、右下のミニマップにも注意を払いましょう。
初動で滑走路に行くなら普通に戦いましょう。拡張パーツとパイロットスキル次第ですが、防衛機程度であれば格闘戦っぽい感じで戦っても落とせないことは無いです。高度と速度を活かした方が良いとは思いますが。

 

・低高度型の戦闘機

採掘施設で攻撃機、マルチロール機、低高度型戦闘機の相手をするか、スッパリあきらめて滑走路を落とすかです。北スタートであれば向かって左側にあるクレーターを目指す感じ、南スタートであれば向かって左側の山を目指して飛ぶ感じが良いと思います。相手攻撃機BOTの場合、そのあたりを目指して飛んでいくと横を取れると思います。また、攻撃機の迎撃は大事なのですが、夢中になりすぎて相手の軽戦闘機やマルチロール機に後ろを取られないように気を付けましょう。
初動を滑走路にするなら、なるべく早く占領することを考えましょう。防衛機(軽)しかいません。サックリ落としましょう。

・対地機体

採掘施設に行きましょう。このような中央に採掘施設がある場合、相手の対空機体も来るので対空戦闘のみでも占領不可能ではありません。ただし、対地目標の占領ポイントも大きいため、対空戦闘のみで占領しようとすると時間が掛かります。相手に対地目標からの占領ポイントを渡さないというのは、大事な仕事です。攻略記事の最後には地上目標の配置画像を載せておきますので、どのように壊していくかを想定しておきましょう。

・マルチロール機

対地能力とマッチング次第ですが、私は対地攻撃で地上目標1個を壊してから滑走路に向かうことが多いです。ただし、Hurricane IIのような前方機銃の火力が高い機体だと相手攻撃機を撃墜するための良いダメージソースになります。ティア4以降は、状況を良く把握して必要なときに必要なところへ火力を運ぶことが重要になります。試合開始前30秒のあいだに、どのような試合展開になるかをマッチングリストから想定しましょう。
一例として、ティア5マルチとしては空戦能力の高いHurricane IIの場合と、対地能力の高いXP-44の場合を書いておきます(あくまでも私が使った場合)。
Hurricane IIの場合

20ポイントにロケット弾で攻撃した後は、相手の攻撃機に仕掛けます。ただし、ゼロ戦スピットファイアなど、どう頑張っても絡まれたら逃げるしかない機体がいる場合は、拠点範囲外まで引っ張って行きます。引っ張って行く前に落とされることもありますが、可能であれば相手の初期スポーン地点近くまで引っ張って行きます。追撃をあきらめるようであれば、滑走路に攻撃目標を変更することが多いです。

XP-44の場合

トップマッチなら50ポイントと30ポイントを破壊してから滑走路へ、ボトムマッチなら50ポイントを破壊してから滑走路へ行きます。相手が多数いる採掘施設ではこの機体の空戦能力だと対処不能になることが多いため、採掘施設でまずは対地攻撃の妨害、そのあと滑走路の占領です。自分になるべくヘイトが向かないようにしつつ、特徴である対地能力を活かせるようにすることが多いです。


ここまでが初動になります。初動の攻防が終了した時点で、図3のいずれかの状態になっていると思います。

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図3(再掲載) 拠点の占領状態一覧

図3-1の場合は採掘施設に集中しましょう。ただし、あまりに拮抗するようであれば相手の滑走路を取りに行くのも手です。相手の滑走路を占領してしまえば、相手が戦力を投入する方向を1つに絞れます(図7)。

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図7 採掘施設の攻防

図3-2の場合は採掘施設にどの程度相手がいるか次第です(図8)。まずは状況把握に努めましょう。あまりに採掘施設の守りが暑くて手が出せないようであれば、相手の滑走路を攻めるのも手です。
図3-3は採掘施設を防衛しても良いですし、滑走路を取りに行っても良いです(図8)。ただし、対地機体は速やかに採掘施設から出ること。長々と採掘施設にとどまっていると、相手が採掘施設の占領をする際の占領ポイントにされてしまいます。採掘施設を守る側は、相手が初期スポーン地点から出てくることが多い場合は相手初期スポーン地点付近を飛んでおとりになる(爆撃機攻撃機)、占領した滑走路から出てくる場合は相手滑走路と採掘施設の中間の地点*7で囮になる(マルチロール機、戦闘機)、相手の爆撃機攻撃機を優先的に攻撃する(重戦闘機)などの方法を駆使して守りを固めましょう。ただし、相手に滑走路を2個占領されないように注意が必要です。また守るばかりでなく、残った滑走路を占領しに行くのもアリです。3拠点占領状態にしてしまえば、その時点でドンドン資源差が開きます。この場合は採掘施設の防衛が疎かになりすぎないように注意が必要です。

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図8 2拠点占領された、した場合

最後に図3-4。これは結構判断が難しいです。採掘施設が完全に拮抗してしまっているなら、滑走路を落としに行くのが良いと思います。滑走路を2個とも占領出来れば、採掘施設が占領されるまでの間に資源差を作れます。相手が採掘施設を占領するまでに資源50ポイントから80ポイントくらいの差を付けることができれば、余裕をもって採掘施設の奪還が可能です。そこまで上手くはいかなくても、まずは相手に資源で離されないという事を考えるのも大事です。

 

・重戦闘機
狙うのは、防衛時であれば爆撃機攻撃機、攻撃時であれば高高度に居る相手です。爆弾やロケット弾のリロードが終わっているのであれば、味方の対地機体が壊しきれなかった目標に落としましょう。

・高高度型の戦闘機
攻めるのであれば相手の重戦闘機を、守るのであれば相手の高高度機を狙ったり、低高度機体に一撃離脱をするのが良いです。このティア帯であれば、高度と速度の差を使った吊り上げがやりやすいです。高速性能を活かして残った滑走路を取ってから採掘施設に戻ってくるのもアリです。

・低高度型の戦闘機

守るのであれば採掘施設です。低高度型の戦闘機は防衛が強い機体が多いと思います。相手のマルチロール機、攻撃機、低高度型の戦闘機を狙うと良いと思います。攻めに行っても良いですが、プレイヤー操作の低高度型戦闘機が防衛に入ってくれているだけで安心感が違います。

・対地機体

採掘施設が取れているなら囮です。拠点範囲の外で頑張って撃たれて、相手機を引き付けましょう。相手の攻撃機くらいだったら落とせると変な欲をかくと、対空機体に落とされて採掘施設の占領ポイントになります。滑走路に攻めに行く場合も同様です。多少の対地攻撃と囮です。可能であれば相手チームの機体を滑走路から遠ざけましょう。滑走路から相手チーム機を離せば、その間に味方機が滑走路を取ってくれます。
これから採掘施設を取りに行く場合は、主力です。高ポイント目標をキッチリ壊しましょう。

・マルチロール機

防衛時は、相手の攻撃機とマルチロール機を狙うと良いです。基本的には相手の格闘型戦闘機と正面から戦わない方が良いです。もし味方が格闘型戦闘機に追われているようなら、そこを撃ちましょう。基本的に格闘型戦闘機は柔らかいので、マルチロール機の重武装が活きます。
攻めるときは、味方の対地機体が壊しきれなかった対地目標に対地兵装を使って壊しましょう。そのあとは味方機に食いついている相手に攻撃しましょう。基本的に何かの専門家と正面切って戦うと負けます。とにかくヘイトを稼がないように味方の援護をすることを考えましょう。

 

この後は、採掘施設をなるべく長く占領しつつ、資源差を作ることを考えましょう。採掘施設があるマップでは、単純に資源量だけ見ていると計算違いを起こしてしまいます。いつボーナスの80ポイントが入っても良いように、資源差を作れるときに作っておくことが大事です。

 

それでは参考動画です。P-40を使いましたので、最初は相手重戦闘機(プレイヤー機)の迎撃を念頭に行動しています。そのあとは高高度を制圧しつつ、一撃離脱を仕掛ける感じです。

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2-3 拠点の地上目標の配置

各拠点の地上目標の配置についてです。地上目標の種類ごとに色違いの枠で囲みました。攻略する際のご参考にどうぞ。また、各拠点は図7の矢印をつけた方向から撮影しました。採掘施設の重要性や占領方法などは、「北極 犠牲」のマップ攻略記事をご覧ください。

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図9 拠点の撮影方向

 

・採掘施設

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図10 採掘施設の地上目標一覧

青が高高度用対空砲(20ポイント)、赤が80ポイント、黄色が30ポイント、オレンジが50ポイントです。

 

・滑走路(西)

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図11 滑走路(西)の地上目標一覧

青が15ポイント、赤が20ポイントです。合計で110ポイントですので、相手拠点の場合は対地攻撃のみでは占領できません。

・滑走路(東)

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図12 滑走路(東)の地上目標一覧

青が15ポイント、赤が20ポイントです。合計で110ポイントですので、相手拠点の場合は対地攻撃のみでは占領できません。

 

2-4 注意すべき機体

ティア5と6の注意すべき機体を書いておきます。プレイヤー操作であれば特に要注意です。ティア5と6は優秀な機体が多いため、覚える機体が多いです*8

ティア5

  1. SE 100 課金機体。火力に全振りした機体。特に後部機銃がヤバい。20ミリ1門だが、スキルや拡張パーツで強化すると射程1000mまで伸びる。かといって前方機銃も20ミリ4門なので火力が高い。機体性能はあまり高くないので、死角から仕掛けると良い。間違ってもHPが豊富に残っているコイツを後ろから追いかけてはいけない。
  2. Bf 109 E 高度、速度、火力ともに良好。瞬間火力は重戦闘機レベル。オーバーヒート自体は早い。高高度で戦うならば、全てのバランスが整っていて性能的な意味での死角が無い。また、スペシャリスト化するとエンジンに2個、機体に1個の強化パーツを装備可能。速度を上げながら旋回性能も上げるというビルドも可能。正直F型よりも使いやすい。
  3. Yak-7 射程900mの37ミリ砲が痛い。気づいてないところからやられる原因No.1。旋回性能も悪くない。ロケットは対地攻撃するには微妙な火力なので、空対空ロケットとして使用する人も居る。ただし、速度や最適高度はそれほど高くない。
  4. 日本機 低空旋回番長。間違っても真っ向勝負の低空旋回戦を仕掛けてはいけない。
  5. A6M3(exp.) 30ミリ2門装備のゼロ戦。通常ツリーのゼロ戦よりも0.1秒だけ旋回が遅いが、誤差。ティア5-6あたりの速度であれば、適当に撃っても30ミリがガシガシ当たるので注意。
  6. P-38F 速度、高度、火力とどれも良好。特に速度は上から数えた方が早いレベル。37ミリを当てれるかどうかが分かれ目。
  7. P-40 12.7ミリ6丁だが、継続火力が高い。Bf 109 Eよりも旋回性能が少し低く、高度性能も少し低い。ただし、重戦闘機で食いつかれた時の継続火力は厄介。こっちを頻繁に燃やしてくるので注意。
  8. XP-44 爆弾通り魔、または自衛機能付き低高度用高速爆撃機。ブースト時間も長く、ブーストさえ残っていれば無理矢理2000m付近も飛べてしまうし、600km/hを超える速度で移動する。スペシャリスト化して外部兵装の消耗品、スキルを取れば、50ポイントまでは爆弾1発で壊せる(ティアトップで当たった場合)。爆弾は2個装備しているが、40秒ちょっとでリロードする。中立の軍事基地、採掘施設ならコイツ一人で占領出来たりする。ただし、対空戦闘能力は低い。
  9. Hurricane II 20ミリ4門、リロードの早いロケット弾4発を装備してるヤバいやつ。XP-44とは異なり、対空戦闘能力も高い。ただしロールは遅いので、格闘戦出来る相手かどうかは選ばなきゃダメ。
  10. Spitfier I 中高度戦闘機。Bristol 146を順当に進化させた性能。ゼロ戦よりもこっちの方がしっくりくるという人も居る。
  11. Beaufighter 機体性能はそれほどでもないが、対地、対空ともに高火力。とくに旋回機銃は360度に撃てて攻撃力もある。
  12. Pe-2 BOT操作は脅威ではないが、爆弾4発搭載の爆撃機の扱い方がわかっているプレイヤーが使うと強い。ちなみに私は使ってないので、あくまでも相手にしたときの感想で書いている。
  13. IL-2 扱い方を知ってるプレイヤーが使うと強い。軍事基地、採掘施設、指令センター、駐屯地は、コイツに侵入されると1分持たずに占領される(占領妨害が無い場合)。後部機銃が無いのと遅いのがネック。

ティア6

  1. XP-54 イベント報酬機体。37ミリ2門に12.7ミリ2丁の装備だが、かなり良く当たる。そのうえ、曲がらないマルチロールより曲がる、加速がティア7レベル、最適速度が700km/hを超える、高度も上から数えた方が早いと、なんでティア7じゃないの?と不思議に思う機体。基本的にマラソンミッションをクリアした人が乗ってるので、中身も強いことが多い。
  2. F4U-1 20ミリ4門にロケット8発。速い、火力ある、当てやすいと結構良い機体。ついでにエンジンパワーも高いので、最適高度をオーバーしても直線飛行だけなら可能。降下して速度を乗せるためにも、無理矢理高度を取ってしまうのも手。
  3. Yak-9 Yak-7のティア6バージョン。見かけたら落としておくのが良い。
  4. Me 410 火力、速度、高度、どれをとっても非常に高い強力な機体。ティア6の重戦闘機はこれで良いんじゃないか?って機体だったのだが、その座をXP-54に奪われた。ただし、30ミリ2門、20ミリ2門、7.92ミリ2丁の火力は高い。ロケット弾を4発積んでいる分、XP-54よりは対応力があるとみることも出来る。
  5. Do 217 M 機体を使い捨てることになるが、低空爆撃すると強い。爆弾8発装備なので、空港と滑走路以外は1機で占領可能。
  6. Fw 190 A-5 マルチロール機と言い張っている重戦闘機。扱いも重戦闘機と同様で良い。対地兵装も40ポイントは取得できるだけ積んでいるため、対地攻撃も絡めて戦うと良い。速度保持は悪い。そして縦旋回が非常に遅い。
  7. Spit.V DB605 課金機体。ドイツに鹵獲されたSpitfier Vという設定。Spitfierの機体性能そのままに2000mまで上がれるようになった。ただし、エンジンがよく壊れる。1試合で2回、3回壊れることもある。
  8. Tornado 特別パイロットを乗せてると強い。ロケット弾は6発という微妙な数。全体的にHurricane IIの正当進化。
  9. Ki-102 57ミリ1門、20ミリ2門、爆弾2発。57ミリは高い確率でどこかしら壊してくるので注意。機動性はティア6重戦闘機で最高である(XP-54と同じ)。ちなみに、私は使ってないので相手にしたときの印象。
  10. A6M5 ティア6のゼロ戦。特別パイロットを乗せるとかなり強い。旋回性能をさらに上げるか、通常パイロットと同じ旋回性能で速度を上げている場合が多い。そもそも特別パイロット自体がマラソンミッションの報酬なので、クリアして取得した人が使っているというのもある。
  11. Ki-61 中高度機。1500mまでが最適高度。日本機だから高度上げれないだろうと思ってると痛い目にあう。機首装備なのもあるのか、20ミリの命中率が良い。ただし、特別パイロットを乗せたA6M5に食われた感はある。
  12. IL-2(t) IL-2に後部機銃が付いたバージョン。
  13. Pe-2 M-82 Pe-2の進化型。ソ連爆撃機は使用してないので、あくまでも相手にしたときの感想。
  14. La-5 中高度機。Spitfierよりも若干旋回性能は低いが、ロールが早い。武装も20ミリ3門ではあるが、十二分な火力がある。ここからのLa系の機体の特徴だが、最高最適高度を超えても性能の低下が緩やか。使ってみると意外と使いやすい。コイツにも特別パイロットがいる。

 

3 終わりに

今回はマップ「焦土 最先端」について考えてみました。北極の犠牲と同様に採掘施設が重要になるマップです。ただし他2つの拠点が滑走路のため、全体の状況を把握しつつ防衛することが大事になってきます。幸い拠点と拠点の距離は短いため、早め早めの状況把握をしていけば採掘施設を守り切ることも不可能ではありません。このマップは、重要拠点を維持しつつ状況把握を行う良い練習になると思います。

 

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*1:私の記憶が正しければ。たぶん、ティア7ではマッチしないハズ。

*2:状況次第ではある。もうすぐ占領できる状況であれば、移動距離が短いことのメリットが大きくなる。逆に占領ポイントが満タンに近いのであれば、高ポイント目標を壊しやすいメリットが大きくなる。

*3:自分が対地機体を使っている場合は、ロック時間解除後にサクッと占領してしまっても良い。

*4:そもそも相手機も多数来ることは予想できる拠点である。また、ティア9、10であり加速力を最大まで強化すれば不可能ではないが、そもそも同じ拠点内ではやらない。リスクが大きすぎるため。

*5:ガレージで機体外部に装備する爆弾やロケット弾を外せば速度は上がる。ただし、対地兵装を外してまでほんのちょっとの速度を求めるメリットは、よほど対地能力が低い場合以外は思いつかない。

*6:ブースト時間は重戦闘機の方が圧倒的に長い。ブースト時間で振り切られるようであれば目標を変えた方が良い。状況次第ではあるが、いつまでも追いかけていてもあまりメリットは無い。

*7:相手滑走路の拠点範囲内。採掘施設の範囲に入らないように注意。

*8:最低限、ここに挙げた機体は覚えた方が良い。一番良いのは、全部覚えること。